正義の味方

脚本/旺季志ずか(1)~(3) 関えり香(4)

http://www.ntv.co.jp/seigi/


第4話 プロポーズ大作戦


人をいたぶることに極上の喜びを感じる姉。
しかし何故か真実が伝わらず、彼女の行動は正義と結びつく。
この日ぬか床を漬ける父に話しかける容子。先日、女性と
居るところを目撃して以来、父親が浮気しているのではないか
と疑惑の目を持っていた。人事課だから一度出社したら外回り
の仕事で出ることは無いのでしょう?と問う。しかし何処か
その返事にも納得できるモノがなかった。
一方槇子は職場で良川がヨーロッパに転勤するという噂を耳に
する。更に良川本人からメールで呼び出され、大事な話がある
が今夜の食事は仕事でいけないことを告げられ、槇子は想像を
膨らます。
自宅では容子と母が毎年恒例の夏の家族旅行について話し合って
いた。父親が乗り気でなく、今年はいけないと告げる言動の
中に浮気の疑惑はますます強くなる。容子は帰宅した姉に
その事を相談するが、姉は浮気は男の甲斐性だとして本気では
取り合ってくれなかった。

今回はこれまでの旺季志ずかさんではなく、このドラマ初となる
関えり香の脚本だった。

ドラマとして2つの流れが存在する。
一つは父親の浮気話に於ける顛末、もう一つはこのドラマの
メインである槇子と良川直紀の話しだ。

どちらのシナリオ共にもう少し引っ張り倒すネタであると思った
のだが、意外にも直線的に進んだので驚いた。
父親の浮気話は誤解であることがすぐに分かったし、槇子は
何のミスもなくすんなりとプロポーズまでこぎ着けた。

二つの物語の接点である弁当話は意外にも小粒であったし、
ドラマでは家族の事を適当に扱っていると思っていた姉が
実は一番の理解しているという点を抽出。
この論理で行くと、最後には姉が一番妹の事を思っているという
エピソードで締めくくられるのかなと思わせた。

陸の事を彼女だと主張する女性・森山知佳との関係も明らかに
なる。知佳とは幼馴染みで、親から言われて世話を見ている
感じだね。槇子絡みでドラマが進んでいるので、なかなか容子
自身のエピソードに触れる機会が少ないが、この三角関係は
面白い要素として存在している。

中田容子 ……… 志田未来 (16) 妹。姉にこき使われる。
中田槇子 ……… 山田優 (24) 姉。超頭良し、仕事も完璧。
良川直紀 ……… 向井理 政務省 好青年。
岡本 陸 ……… 本郷奏多 (16) 容子をクマ子と呼ぶ。
山下ミドリ ……… 滝沢沙織 政務省 槇子のライバル。
森山知佳 ……… 西内まりや (16) 自称・陸の彼女らしい
小森太一(ジャンボ)……… 入江甚儀 (16) 容子の幼馴染み。
小松響子 ……… 中村静香 (16) 友人A
島崎麻衣 ……… 志村玲那 (16) 友人B
野上公一郎 ……… 徳井優 政務省 槇子に頭の上がらない上司
堀田亜梨沙 ……… 石井美絵子 政務省 槇子を尊敬している
中田五郎 ……… 佐野史郎 (52) 父。電車が趣味
中田春子 ……… 田中好子 (48) 母。社長の娘らしい

幼少期の槇子 ……… 夏居瑠奈 (http://star-studio.jp/natsui-runa/)
幼少期の容子 ……… 紺野萌花

guest
良川直紀の父 ……… 平泉成
良川直紀の母 ……… 山口いづみ (http://yaplog.jp/vert_saison/)
藤野ミチル ……… 新谷真弓
受付嬢 ……… 田島絵里香 (http://ameblo.jp/t-erika-de/)

渡部裕樹

http://blog.vision-new.jp/archives/cat_2216.html

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