正義の味方

脚本/旺季志ずか(1)~(3)(5) 関えり香(4) 福間正浩(6)

http://www.ntv.co.jp/seigi/


第6話 チキンハートな姉妹たち


結婚してようやく姉を送り出せたと思えば企みは失敗する。
夫・直紀を単身赴任で見送り、槇子本人はまた実家に居座る
事になる。期待していた分容子の落胆も大きかった。
響子や麻衣たちと補習授業に出た際、汐留のイベントを見に
行こうと約束するが、姉が突然割り込んでくる。直紀の両親
から食事に招かれたので容子も同行せよとの事。それだけで
なく手土産を買っておけと命令する槇子。
いざ直紀の両親に会うと、父親は好意的だが姑である母親から
は早くもいびられ始める。息子が単身赴任なんて可愛そうだ
とかいつまでも客気分で居られても困ると言い出したのである。
直紀からの電話で明日から一時帰国する事になったと連絡が
入る。10日間ほど国際知的財産権会議に出席するためのもの。
早速姉は妹に直紀の家を掃除し、食材を買っておけと命令。
自分は空港まで直紀を出迎えに足を運ぶ。
そしていざ直紀が自宅に戻ってくると妹を追い出すのだった。

相変わらず姉から妹への虐待が続く中で、槇子の本性を暴こう
とする者の存在が明らかになる。果たして容子以外に彼女の
本性がばれてしまうのか。

嫁姑の問題を絡ませたエピソード構成、そして終盤に向けて
妻が夫に対して出世を手助けする内助の功によって終息に
向かわせる展開を用意した。

何と言ってもドラマは全編に渡り、槇子が正常に新婚生活を
送ることが出来るのかという緊迫感を用意したこと。
いつも容子にばかり身の回りのことをやらせている彼女が
旦那に対して献身的に身の回りの世話を行うことが出来るのか。

容子が自由を満喫したり、落胆したりと感情表現に忙しい
話しだったのかも知れない。

どういう形で彼女に正義を用意するのか。
正義から内助の功への繋ぎがとても自然に描けていたし、
海賊版DVDの前振りも自然にストーリーの流れに溶け込ませて
いたと思う。
今回もまた容子の水着姿が有るかと思っていたが、見事姉に
邪魔をされた格好だ。

陸との絡みがやや弱い気がしたし、五郎とのアイスクリーム
シーンが無かったりと少し残念な気もするが、安定した面白さ
が存在していると思う。

中田容子 ……… 志田未来 (16) 妹。姉にこき使われる。
中田槇子 ……… 山田優 (24) 姉。超頭良し、仕事も完璧。
良川直紀 ……… 向井理 政務省 好青年。
岡本 陸 ……… 本郷奏多 (16) 容子をクマ子と呼ぶ。
山下ミドリ ……… 滝沢沙織 政務省 槇子のライバル。
森山知佳 ……… 西内まりや (16) 自称・陸の彼女らしい
小森太一(ジャンボ)……… 入江甚儀 (16) 容子の幼馴染み。
小松響子 ……… 中村静香 (16) 友人A
島崎麻衣 ……… 志村玲那 (16) 友人B
野上公一郎 ……… 徳井優 政務省 槇子に頭の上がらない上司
堀田亜梨沙 ……… 石井美絵子 政務省 槇子を尊敬している
中田五郎 ……… 佐野史郎 (52) 父。電車が趣味
中田春子 ……… 田中好子 (48) 母。社長の娘らしい

幼少期の槇子 ……… 夏居瑠奈 (http://star-studio.jp/natsui-runa/)
幼少期の容子 ……… 紺野萌花

guest
良川直紀の父 ……… 平泉成
良川直紀の母 ……… 山口いづみ (http://yaplog.jp/vert_saison/)

瀧川英次、阿部亮平、清河寛、若狭勝也、山田スミ子
田窪一世、小島彩乃、常世晶子、ルーズベ、オミット
リーシーメイ、じっきぃ

西内まりやさんのblog
http://blog.vision-new.jp/archives/cat_2216.html

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