第9話 最後の対決!運命の夜〜日本の行方は?
小治田をネズミの運び番だと認めさせる事が出来た小川たち。
"目"はここにはなく、高松塚古墳の中に隠しているという事で
翌朝取ってくると言う小治田。しかし持ち逃げする可能性が
有るため信用できないとして明日一緒に待ち合わせて取りに
行くことになる。
これまでの展開の見えなかった部分を描いたということで、
ある意味想像していた展開の回答編のような構成だったが、
それでも色んな意味で興味深い展開だった。
一番の興味深い点と言えば、なんといってもしゃべるネズミが
出てきたことだ。
小川たちが使命を遣わされるに至るシカとの対話だけで構成
されていたので、ネズミである小治田やキツネである長岡が
どのように一連の件に巻き込まれていくのか、ネズミが出て
きたことで一気に解消された形だ。
残念ながらキツネのCGは出てこなかったのはやはり予算と
時間の関係なんだろうか。
MYシカが出てきたのは驚いた。堀田はあの時嘘を付いていた
訳ではないんですね。この様な形を想定して描いていたとした
ならば凄いと思う。
リチャードが最後に駄々をこね始めるのがなんとなく可愛らしい。
それと伝承以外のところで、長岡が福原重久に好意が有り
彼を目的に店に来ていたという説明は結構意外性も有り、
それでいて結構説得力のある説明がなされてよく出来ていたと
思う。
重さんが怪しいことを言っていたが、完全にダミーだろうな。
guest
戸田恵子、石井正則、花王おさむ
評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)