小児救命 脚本／龍居由佳里 http://www.tv-asahi.co.jp/kyumei/

第2話 女医が挑む余命24時緊急オペ

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拓実が病院から居なくなる。拓実は自分の家に戻るが実家は
もぬけの殻。宇宙は拓実が病室からいなくなったことを聞き
心当たりのある場所を探す。

一方『青空こどもクリニック』は風邪の流行により混雑して
いた。
そんな時川で溺れたという男児がクリニックに運ばれてくる。
宇宙が顔を確認すると拓実だった。
応急手当をしてすぐに患者を啓翠会総合病院に運ぶ。
宇宙も付いていくが柾陽介から、君には君の患者が居るだろう
と突き放される。俊介からは俺がついてさえいればこんな事に
はならなかったとして宇宙に謝罪する。
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色んな患者が青山宇宙の前に飛び込んでくる。
小児科のクリニックは大型の総合病院では話せないような事も
一挙に担っており、宇宙のやっていることはある意味カウンセ
ラー的な役割も同時に持ち、外科医未満という、見事に病院と
しての隙間を埋めているような気はする。
ただ要領の問題なのか一人の患者に付きっきりになるとその分
他の患者にしわ寄せがくるって事で、宇宙にはその辺のバラン
ス的感覚に欠けている気がするかなといった印象だ。

クリニックがまるで産婦人科の様であり、この病院にやって
くる男性が明らかに浮いたような発言と存在感を繰り返して
いるのが気になるところ。

またドラマでは融通の利かない医師会の姿だったり、緊急を
要する場面に於いて地域医療と総合病院の医療体制の不備に
ついて問うものだったりと、細々とした問題を突きつつ、
宇宙の暴挙へとつながる。
宇宙が他の病院で勝手にメスを握るのも問題だが、彼女自身は
メスを握る資格自体を持っているのだろうか?

青山宇宙 ……… 小西真奈美 (『青空こどもクリニック』の院長)
狩矢俊介 ……… 塚本高史 (啓翠会総合病院の小児科医)
木暮賢斗 ……… 勝地涼 (青空の小児科医)
青山冬悟 ……… 大杉漣 (元小児科医で、宇宙の父)
赤池小夜子 ……… 渡辺えり (青空の小児科医)
柾陽介 ……… 陣内孝則 (啓翠会総合病院の小児科医)
樋口流衣 ……… 山口紗弥加 (青空の小児科医)
片桐弥生 ……… 笛木優子 (青空の小児科医)
名波大地 ……… 藤原一裕 (青空の小児科医)
相馬彰夫 ……… 正名僕蔵 (青空の小児科医)
森崎潤一朗 ……… 名高達男 (啓翠会総合病院の院長)
真柴綾 ……… 田実陽子 (青空の小児科医)

久保奈緒 ……… 石原あつ美
白石亜由美 ……… 立花彩野
橋本茜 ……… 松岡恵望子
林拓実 ……… 田中碧海
広瀬由美 ……… 西舘さをり

宮澤美保

国本綾、鍵本景子、小林正寛、金橋良樹
石井春花、井口千寿瑠、渡辺杉枝、松田七星、植松洋
神崎れな、高橋郁哉、本川嵐翔、坂口湧久、飛田光里

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)