ヤスコとケンジ

脚本/山浦雅大(1)(4)(6)(8)、渡辺雄介(2)(5)(7)、大石哲也(3)

http://www.ntv.co.jp/yasuken/


第8話 兄に贈る!涙の漫画家復帰作戦


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エリカの結婚を阻止するため、自ら正体をバラした健児は
"桜葉れいか"を引退する。
弁当屋でバイトするも、引きつる笑顔が不評でクビ。
接客業は向いていないのではないかというミスは健児に睨まれ
タジタジ。
康子は自分も働くことを告げる。エリカの花屋で純と一緒に
働いている姿を思い浮かべると、健児に全ての意図を見透か
される。

登校。外にはマスコミが群れていた。
学校でも"桜葉れいか"について尋ねられ、康子の周りは生徒
たちで一杯になる。親友の亜紀や千里に助けを求めるが、
"桜葉れいか"の正体を隠していたことにより失望される。
そんな時、純が手を引き彼女を連れて行くと、一過性のもの
だからあまり気にするなと元気づけられる。
そこに真行寺がやってきて読者の一人として裏切られた事を
口にするが、純がそこに割って入り、康子の兄は純粋で素晴
らしい人であり知らないのに言うなと弁解する。

康子は帰り道、エリカの元を訪れる。
自分のせいで漫画家としての人生が終わったことに気が弾けて
いるエリカは健児の様子を尋ねる。アイツは自分の気持ちに
正直に動いただけなので気にするなと告げ、現在アルバイト
していることを話した。

工事現場で働く健児だが、ここにもマスコミ達が押しかけ、
仕事にならなかった。また漫画家でもやればと周りにいるもの
たちは薦めるが頑なにそれを否定する。
そんな時、カレー店の店主・渋谷勝が友人から借りてきたと
される屋台を持ってきて、ラーメン店でもやるよう薦める。
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今回は読者を裏切ってしまったことにより漫画家としての活動
を辞める健児だが、読者からの願いで再び"桜葉れいか。"に
なるまでを描いた話だった。

ドラマとしては可もなく不可もなくといった感じ。

健児の漫画に対する思いは過去の映像の中でも見て取れたし、
康子のためならばどんな事でもすると誓った思いと、読者の
裏切りに対する気持ちを上手くぶつけて描いた話だといえる。

色んな人が健児の為、桜葉れいかの為に動いていた事実と、
最後に集まったファンの数が上手く絡み合った格好だ。

争いネタは悪徳編集者の所で発生させるかと思ったが、それも
なく大人しく進行した話だった。

天敵だった真行寺が康子たちの味方をしてくれた事だったり、
健児がファンレターの返事を書いたために親友達がまた戻って
くる流れだったり、健児のために集まる人の数だったり、
最後はエリカのプレゼントを素直に受け取る流れだったり
微妙に感動するエピソードの寄せ集めで構成されていたと思う。

沖健児 ・・・ 松岡昌宏 (康子の兄)
沖康子 ・・・ 多部未華子 (妹)
椿エリカ ・・・ 広末涼子 (元レディース)
椿純  ・・・ 大倉忠義 (エリカの妹)
*   *   *
宮園かおり・・・ 山口紗弥加 (エリカの舎弟)
アジダス  ・・・ 渡部豪太 (暴走族の元特攻隊長)
モス   ・・・内山信二 (暴走族の元親衛隊長)
青田龍爾 ・・・ RIKIYA (エリカに付きまとう)
亜紀・・・東亜優 (青葉台3-F)
千里・・・江頭由衣 (青葉台3-F)
真行寺ひよこ・・・小嶋陽菜 (青葉台特Aクラス)
留美・・・西田奈津美 (青葉台特Aクラス)
あやめ・・・松本華奈 (青葉台特Aクラス)
赤川・・・HIRO(安田大サーカス)
渋谷勝 ・・・嶋大輔 (カレー屋「ルート15」の店主)
星川優紀子・・・櫻井淳子 (編集者)

幼い頃の康子・・・八木優希
康子の担任の先生・・・住田隆

guest
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