絶対彼氏 〜完全無欠の恋人ロボット〜 脚本／根津理香(1)(2)(3)(5)(6)、文島礼(4) http://wwwz.fujitv.co.jp/ZK/index.html

第6話 廃棄処分

01(ナイト)に一体何が起こっているのか。
頭部に記憶装置を取り付け、24時間監視体制を取るという
並切。自我に目覚めたことにより、彼の中の行動伝達系統
が容量オーバーを迎えていた。
そんな中、梨衣子の両親(父:芳春、母:牧子)が福島から上京する。
親戚の結婚式の序でに梨衣子の家に泊まり、東京見物を
するという。梨衣子は急いでナイトを隠すがすぐに見つかって
しまう。しかも裸にエプロンという最悪の状況。なんとかお手
伝いとの事で誤魔化す梨衣子。母親はイケメンの彼をすぐに
気に入るが、男親で有る父はご立腹といった感じ。
しかも芳春は梨衣子の生活態度を指し、いつも中途半端な事
をつねる。
一時的に追い出されたナイトはふじ子の元へ足を運ぶ。
ふじ子によると梨衣子と付き合うのならば両親に認めてもらわ
なければならないという。
一方会社では、「ブルノ杯国際スイーツコンクール」の予選が
近づいたと言うことで戦略会議を開かれていた。毎年出典
しつつも予選で落ちているASAMOTOとしては、今年こそは何とか
突破し名声を得たいと考えていた。

今回は自我に目覚めて、自らで行動を考えるようになったナイト
の柔軟性が描かれた話しである。
人間特有の分かりづらい感情をロボットであるナイトに
理解させ、それを実行させたといった感じだろうか。
これまでのようなロボット特有の怖さは感じないような展開
だった。

スイーツに出典する流れも悪くは無いのだが、いきなりそんな
権威の高いコンクールに素人同然の人が出て何するものぞと
いう感じがするし、もう少し梨衣子の中でスイーツに対する
知識とか技能に特別なものを持たせていれば期待が持てて
面白かったのだけどね。

喧嘩し合っているが、互いに愛情を持っていること。
ロボットが一番分かりづらい人間の行動習性なんだろうね。
それを理解させるというのは、並大抵のものではないと思うが
感情を持ち始めたロボットだからこそ消化し切れたといった
ところなのだろうか。

ただまぁ父親の気持ちはよく理解できるな。
裸にエプロンをした男が娘の部屋にいたときの悲しい気持ち。
普通はそう簡単には理解できないものだろう。
家族の一つの形である写真を集めてくるという純粋な気持ち
が最後に上手い感じで伝わったのではないかな。
ただ梨衣子の夢に関しては確かにかなり中途半端な要素だけ
どね。

天城ナイト ……………… 速水もこみち
浅元創志 ……………… 水嶋ヒロ
井沢梨衣子 ……………… 相武紗季
浅元和志 ……………… 山本圭
白鷺優貴 ……………… 篠井英介
伊藤美加 ……………… 上野なつひ
浅元将志 ……………… 中村俊介
並切岳 ……………… 佐々木蔵之介
平田一 ……………… 佐戸井けん太
安達香子 ……………… 猫背椿
佐藤のぞみ ……………… 河本麻希
田中陽一郎 ……………… 加治将樹
浅元志朗 ……………… 山田明郷
吉岡鉄子 ……………… 峯村リエ
大野千穂 ……………… 英玲奈
森川靖 ……………… 桜木涼介
出井武 ……………… 綿貫正市
林孝太 ……………… 入江甚儀
＊
若林ふじ子 ……………… 真矢みき

guest
井沢牧子 ……………… 高橋ひとみ
井沢芳春 ……………… 岩松了

高槻祐士、野貴葵

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