7万人探偵ニトベ

脚本/森ハヤシ
プロデューサー/川島保男、後藤勝利
演出/後藤庸介

http://www.bs-asahi.co.jp/nitobe/index.html


第1話 7万人で犯人逮捕!


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城東大学に通う新渡戸つぐみは人付き合いよりも自分が管理
する携帯交流サイト"オクトパス"の住民達との付き合いを大切
にしていた。
この日も合コンに誘われるも全く興味が無く断り、気になる
ものを見つけるとすぐに携帯で写真を撮りBLOGにアップする。
いつものようにアルバイトの為"charlotte ronson"へと出勤
すると店長・中里由利から仕事中の携帯の使用を禁止される。
そんな中、バスで移動中の彼女は急ブレーキにより持っていた
水をこぼしてしまう。拾いに行くと車内で自分以外の唯一の客
が口を開けて寝ている姿を見て、いつものように写真を撮り
BLOGに掲載する。するとBLOGの住民からは、シャツに血が付い
ているだの、死んで居るんじゃないか?との書き込みが殺到。
確認してみると確かに乗客は亡くなっており、彼女は第一発見
者となる。
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忽那汐里さん主演との事で見てみた。
BS朝日の番組を見ていたときに何度も宣伝していたので。

携帯、そしてBLOGというツールをドラマと連動させ、
事件解決に導いていくというアイディアとしては面白い感じの
内容。

殺害動機はともかく殺害方法に関しては完全にコメディだし、
物語の繋がり方はドラマばかりの世界で出来すぎている。
まぁあんまり深く追求する感じのものではないかな。

登場人物が少ない分、殺人事件としてのロジックは至って
単純なもので、今回の内容にしても容疑者となるべき人は
主人公を除いては、バス運転手の"シュリンプカット"助川しか
居ない。
どうやって運転中の人物が人を殺せるのかとか、動機は何なの
かなど、非現実的な世界観の中にもどのような繋がりやら設定
を持たせているのか気になってくる。

ドラマとしては如何に携帯の住民と連動性を持たせるのかに
集中している。実際の友達以上に身近にいる感じを全面に
出した演出の数々。携帯やblogの方が実際の友達よりも気軽且つ
実際の友達とは話し合うことが出来ないことでも話し合える
という不思議な関係・世界観を上手く引き出すのがドラマとして
のテーマなのかもしれない。

流石に主人公のいつでも携帯を使っている姿や無分別にカメラ
を向けて写真を撮る様は完全に社会的なマナーを逸脱している
けど、まぁドラマの性格上仕方がないことか。

新渡戸つぐみ …… 忽那汐里 (18歳・女子大生)
白鳥淳之介 …… 田中幸太朗 (27歳・新米刑事)
中里由利 …… 酒井若菜 (30歳・ギャルブランドショップの店長)
宗像次郎 …… 六角精児 (46歳・刑事課)

平田敦子、岩崎う大、久保貫太郎、山本真由美、矢部裕貴子
竹内友哉

酒井若菜さんのblog
http://ameblo.jp/wakana-sakai/
岩崎う大さんのblog
http://blog.livedoor.jp/udaiiwasaki/
久保貫太郎(くぼかん)さんのblog
http://ameblo.jp/chikuronn712
矢部裕貴子さんのblog
http://star-studio.jp/yukiko/

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