7万人探偵ニトベ

脚本/森ハヤシ(1)(5)、葛木英(2)、早野円(3)(6)、西田大輔(4)
杉田鮎味(7)、山岡潤平(8)(9)、麦茉祐美子(9)

プロデューサー/川島保男、後藤勝利
演出/後藤庸介

http://www.bs-asahi.co.jp/nitobe/index.html


第9話 美女モデルとPの秘密


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最近テンションの高い店長に違和感を覚えるつぐみだが、
ある時彼女の働く店に、カリスマモデルのキリモト麗華と
テレビ番組"ファッションの鉄人"のプロデューサー宮代ユウジ
がやってくる。たまたま麗華のパンストが破けた為に立ち寄っ
たというが、なんと麗華と店長・由利は知り合いの様子。
二人は昔、モデル仲間だったという。
麗華は由利に服の趣味を否定し、あなたとは住む世界が違うと
告げる。去り際に宮代からは由利の力が必要だとして協力を
求められる。

翌日つぐみは街中で店長の姿を見かけてついていくと、テレビ
局に入っていく。7万人の力を借りてテレビ局の中に潜入した
つぐみは、楽屋を訪れると、なんと店長が血の付いた"ハンペ
ン"を手にして佇んでいるのを目撃。しかもそこには宮代が
横たわって亡くなっていた。
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業界用語満載のドラマだった。

何と言っても今回は中里由利が主人公で、彼女ののらりくらり
とした性格が面白いように表れた話だった。

自分に容疑が向けられているにもかかわらず、つぐみが無実の
証明を行うことを遮ろうとしているのかさえ思える内容で、
由利と麗華の関係が一つのポイントとして存在している。

ドラマでは事件ではなく事故だったが、その証明は難しく
正直あまり納得できるものではなかったし、由利と麗華の関係
にしても何故由利が麗華を庇うのかはイマイチ良く解らなかっ
たが、ドラマはそれでも面白かった。

いくつかのミスリードによって上手く犯人を絞らせない作り
だったし、程よい謎かけ具合とコメディ要素で構成されていた。

7万人を感じさせる演出も、テレビ局の内部に入るための手段
として使われたり、由利の"ミスレモン牛乳"の過去を暴く時
の為に使われたりと事件とは関係ないところで使われた点も
面白い使い方だと思った。

新渡戸つぐみ …… 忽那汐里 (18歳・女子大生)
白鳥淳之介 …… 田中幸太朗 (27歳・新米刑事)
中里由利 …… 酒井若菜 (30歳・ギャルブランドショップの店長)
宗像次郎 …… 六角精児 (46歳・刑事課)

蒲生麻由、鬼頭真也、本井博之、高橋麻理、佐藤智幸

酒井若菜さんのblog
http://ameblo.jp/wakana-sakai/

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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