アイシテル〜海容〜

脚本/高橋麻紀、吉本昌弘
プロデューサー/次屋尚、千葉行利
演出/吉野洋、国本雅広、久保田充

http://www.ntv.co.jp/aishiteru/


第9話 母と母、衝撃の対面

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第2回審判。
判決の前に被害者の家族である聖子からの手紙が読まれる。
智也に対して書かれた物。
そこには清貴が人懐っこい性格で明るさ故に遠慮無く思った
ことを口に出し傷つけてしまった事への誤解と共に、気に掛
けて親切にして貰った事へのお礼が書かれていた。そして将来
家庭を持ち子供を授かったときに貴方がしたことの意味を
知ることになると書かれていた。
判決は児童自立支援施設に送致される事になる。
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とくにこれと言った感想は出尽くしたかなという感じで、
今回が最終回でも十分良かったと思う。
確かに被害者家族と加害者家族の対面は衝撃的でエキゾチック
だけど、そこまでするとちょっと現実味が薄れるかな。

真相を知るものにとって加害者家族に同情すべき余地が有る事
が描かれ、この事件究明に関わった警察官だけでなく、被害者
の家族である父親さえも、加害者家族は何処にでもいる普通の
家庭である事を強調している。また同じ親としての立場に
違いがないことを強調しているが、今更駄目を押さなくても
これまでの展開でそれは十分に伝わっているからね。

でも普通の子は殺人はしないよな。
子供が未来を描けていないというのも有る意味当然の話で、
小学生に未来がどうとか問うのも難しいモノがある。

さつきがパートを始めたこと。そしてその中でおばちゃんたちが
子供について話し合うシーンが有る意味最もスリリングなシーン
だった。加害者・被害者の対面よりもこういう世間の視線の方が
多勢に無勢でも有って恐い物があるな。

それ以外の面では加害者家族も被害者家族も優等生家族と
言った感じだったかな。

野口さつき …… 稲森いずみ (37) 妻。ファミレスでバイト
小沢聖子 …… 板谷由夏 (37) 妻
野口和彦 …… 山本太郎 (36) 夫。仕事人間
小沢美帆子 …… 川島海荷 (14) 長女。少し反抗期
野口智也 …… 嘉数一星 (小5) 両親とあまり口を聞かない
小沢清貴 …… 佐藤詩音 (小2) 可愛い子
森田彩乃 …… 田畑智子 (30) さつきの妹
小沢秀昭 …… 佐野史郎 (45) 夫。市役所勤め
富田葉子 …… 田中美佐子 (45) 家裁調査官
森田敏江 …… 藤田弓子 (62) さつきの母

富田健太 …… 吉川史樹 (小4)
麻衣子 …… 志村怜那 (14)
宏美 …… 折山みゆ (14)
小泉刑事 …… 小松和重
菊池刑事 …… ダンカン
佐伯エリ …… 猫背椿 (フラワーショップ経営)
佐伯遥 …… 野口真緒 (エリの娘)

山崎画久、川嶋秀明、伊藤正之
小松和重、岩田丸、原金太郎、小柳友貴美、西村いづみ
山崎千惠子

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