アタシんちの男子

脚本/武藤将吾
企画/立松嗣章
演出/松田秀知、佐藤源太

http://wwwz.fujitv.co.jp/atashinchi/index.html


第10話 驚きの真相!

--------------------------------------------------------
ミラクルの社長に就任した時田の最初の仕事は、トレジャー
ハンターの建設地として会社の保養地として建設されていた
トリックハート城を挙げ、大蔵家の兄弟に立ち退きを通達する。
ここは新造が大切にしていた特別な場所であり、出て行くのな
らば他人から命令されるのではなく自分たちの意思で決めた時
だとする兄弟達は、なんとかこの場所を死守しようとする。

父が風に宛てた手紙には、"遺産を見つければ大切なものを守
る事が出来る"と有った。取りあえず母親十箇条を成立させる
べきだと考える。
--------------------------------------------------------

いよいよ冒頭から意味ありげに存在していた田辺義男がどんな
人物なのかが描かれると共に、千里と大蔵新造の本当の関係が
描かれた。

正直ここ最近の大蔵家・家族内のドタバタ劇で田辺義男の存在
を完全に忘れていた事と、井上さんの存在もまた忘れていたの
だが、実にタイミングの良いところで再浮上させたなという感じ。
特にパワーアップした井上さんの活躍を早く見てみたいところ。

それにしてもまさか新造と千里の間に血の繋がりが有ったとは
思わなかった。
一話で偶然を装った二人の出会いには無理があったが、これで
一定の説得力は確保した形か。

またまたドタバタ劇の発生によって母親十箇条の存在がどうなる
のか気になるところ。この条件を満たしていくことで親子
としての絆の証明になると思っていたが、既に目的
達成が不要な程に互いの間に絆が生まれている事が伺えた。

問題は何故響子が時田に味方し、大蔵家と抗争を起こさせようと
している事だろうか。この辺が最終回でどう描かれるのか気に
なる。

一応義父であることが分かった峯田徹はお役ご免の形だが、
血の繋がりが兄弟、親子の繋がりではないことを大蔵家の中で
散々描いてきただけに、千里が徹を父親だとする辺りにも
それなりの説得力が有ったと思う。

峯田千里 …… 堀北真希 (20歳、ホームレス少女)
大蔵 翔 …… 向井 理 (25歳・三男)
大蔵 優 …… 山本裕典 (22歳・四男)
大蔵 智 …… 瀬戸康史 (17歳・五男)
国土 豊 …… つるの剛士 (ネットカフェ店員)
大蔵 猛 …… 岡田義徳 (27歳・次男)
真島平次 …… 永山絢斗 (ネットカフェ店員)
大蔵 明 …… 岡山智樹 (12歳・六男)
井上さん …… 江口のりこ
西  郷 …… なすび
ブリトニー …… 浜田ブリトニー

大蔵 風 …… 要 潤 (30歳・長男)
峯田 徹 …… 鶴見辰吾
田辺義男 …… 田山涼成
時田修司 …… 山本耕史 ("ミラクル"重役)
大蔵新造 …… 草刈正雄 ("ミラクル"取締代表)
小金井響子 …… 高島礼子 ("ミラクル"顧問弁護士)

菊池一輝 …… ベンガル (猛の父)

山下賢治、松崎由香、大須賀王子、小島康志、末広透

〆野潤子

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

inserted by FC2 system