ぼくの妹

脚本/池端俊策
制作プロデューサー/八木康夫
プロデューサー/高橋正尚
演出/金子文紀、清弘 誠、加藤 新

http://www.tbs.co.jp/bokunoimouto/


第4話 真実の告白…


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この日盟は午前中に外来を行い、午後からは手術の予定だった。
しかし外来の時に刑事の羽根田がやってきて、里子が亡くなっ
た時の事を書類にするため再確認をして欲しいと告げられる。
いつも手術の時には朝から何度もシミョレートして精神を整え
る彼も今日ばかりは動揺を隠せず、大事には至らなかったが
手術中にミスをおかす。
准教授からは次の手術は外され、明日から少し休むよう告げら
れる。

帰宅すると妹・颯に仕事中にミスしたことを話す。
最近ずっとモヤモヤしているという盟。里子の件はお兄ちゃん
の責任ではないと妹は励ますが・・・。

翌日颯は興国商事に行き大河原春奈に逢い兄の事を相談する。
兄が何かを休むのは初めて見たので余程の事だという颯。
病院は人間関係が複雑で優秀な人ほどミスしたときにやり玉に
挙げられるものだという。
春奈から昨日病院に刑事が来たことを告げられ、この件がまだ
自殺として処理されていないことに驚く。
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今回は妹の告白と言うことで里子が転落した日に、最後に彼女
に逢ったのが自分であると兄に告げる展開だった。

これまで怪しいと思っていた人物の意外性を見るような展開
で興味深さもある。
特に研次と櫻井忠治の関係を見ることで、研次の中に燻ってい
た猟奇性は、家庭の事情に有ったこと。花を扱う人に悪い人は
居ないと主張するかのように、彼の中の別の一面を見たような
気がした。

怪しいと思っていた颯も全ては兄のために動いていたことだと
判明する。彼女の積極的な行動力が誤解を生んでいた部分も
多く、未だに信じて良いのか分からないが、里子が亡くなった
真相もこれが本当のものだとして良いのかな。
まだ4話が終わった段階なので、今見えている事実が全てだと
捉えるのは危険だからね。

ドラマとしては妹の行動を兄が庇い、兄の為に妹が動くと
いった展開が用意されているが、里子が転落したビルのエレベ
ーターにはきっちりと監視カメラが設置されていたので、嘘を
ついてもその内判明してしまうのは明らか。逆に兄の方は
エレベーターを使わずに登るときも下りるときも階段を使って
いたというのが、今回のポイントらしき所なのかも知れない。

相変わらず笹本玲奈さんがフジテレビのアヤパンに見えて仕方
がない今日この頃だが、颯が本当に妹だと知ったことや、仕事
熱心な性格だと分かったことで、今後盟にアプローチしてくる
のかなという気がする。

それにしても大滝秀治さん。なんか可愛らしいな。
いつもニコニコして盟に接してくる。
ビニールハウスは忠治のもので深夜に土いじりしているみたい
だが、普段はあの場所まで行くのにどうやっているのか知りた
い。

江上盟 ・・・オダギリジョー (32歳・大学病院・外科講師。)
江上颯 ・・・長澤まさみ (24歳)
九鬼研次・・・千原ジュニア (38歳)
桐原里子 ・・・ともさかりえ (27歳)
瀬川欽也 ・・・田中哲司 (39歳・弁護士)
大河原龍三・・・若林豪 (62歳・「戸山医科大学病院」理事長)
櫻井忠治 ・・・大滝秀治 (72歳・年金暮らしの老人)
瀬川茂子 ・・・鈴木砂羽

大河原春奈 ・・・笹本玲奈
塚本准教授 ・・・佐戸井けん太
小高教授 ・・・山田明郷

羽根田武美 ・・・小木茂光 (刑事)
剣持 ・・・六角精児 (所轄の刑事)

鈴木美穂

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