コールセンターの恋人

脚本:中園ミホ ほか
チーフプロデューサー:黒田徹也
プロデューサー:奈良井正巳、樽井勝弘、壁谷梯之
演出:片山修、田村直己


第6話 やせる殺人DVD踊る女のミステリー

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健康グッズの話で盛り上がるお客様相談窓口のスタッフたち。

本日南極アイスによって紹介されるのは、ハンスの究極エクサ
サイズと呼ばれるDVD。都倉は自分が本社時代に企画した物で
有るためこれがヒットすれば密かに本社に戻れることを期待
する。
青山響子は朝からこのエクササイズを試していたが、あまりに
しんどいとして都倉にクレームを付ける。彼は楽して痩せよう
という時代は終わったとして説得する。
販売に際してこのエクササイズを開発したハンス自らが実演
したこともあって売れ行きは好調。
本社でもハンスのスケジュールを一週間抑えたので安心する。

しかしハンスが発したデンマーク語に対して通訳の男性・飯沼
譲二の言葉数があまりに少ないことに疑問に思う。
更にお客様相談窓口係の都倉の元にその日から毎日クレームの
電話が掛かることになる。DVDを見ている上の階の住民が
エクササイズをしていて物音がうるさいという物だった。
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売れ行き好調、順風満帆に思えたエキササイズDVDの販売。
しかし販売サイドと制作サイドには見解の違いが存在する。
果たして何故そんなことが起きたのか。

青山響子はお客様に対応出来るために、通販で売るものを
自分でも実戦してみるって事が分かる話だった。
アンデルセンくんのデンマーク語のレッスンテキストの購入ま
で行っているのだからびっくり。勿論ドラマとして都合の良い
事にしか見えなかったけどね。

ハンスの態度が急変した理由は何なのか。
ハンスとの間にどういう契約になっていたのかは知らないが、
元々の意味を変えて売り出すなんて珍しいことでも無いような
気がする。お客様相談窓口係は、そんな制作者側の意図も汲み
取らねばならないのか。

クレームを付けてきた客・山本一平の言い分は滅茶苦茶なもので
強引にお客様の枠組みに入れてしまった感じ。
簡単に人の住所を知らせてしまうし、要求が的外れなのでピン
と来なかった。相変わらず刑事捜査のように購入リストから
色々と推理する部分き興味深いが、強引な解釈で結論を導いた
感じもした。

コールセンター組
都倉渉 …… 小泉孝太郎 (若手社員)
青山響子 …… ミムラ ("クレームの女王"の異名)
酒巻謙一 …… 松重豊 (コールセンター長)
宇野勉 …… 安田顕 (お客様相談窓口係)
八田ゆみえ …… 中島ひろ子 (お客様相談窓口係)
近藤渚 …… 滝沢沙織 (東京にあこがれを持つイマドキの女性)
上原千夏 …… 山崎野々華 (ほめ殺しの千夏)
大村ミサキ …… 真下玲奈 (受注係)
小松なみ …… 福井仁美 (受注係)
中谷あさり …… 愛未 (受注係)
川辺勇次郎 …… 若林豪 (人生相談の達人)

本社組
金原舞 …… えれな (南極アイスのバックダンサー)
白井萌 …… はねゆり (南極アイスのバックダンサー)
奥村静香 …… 樋場早紀 (渉の恋人。本社の秘書課に勤務)
三上慶太 …… 中林大樹 (中島局長の部下で、通販部に所属)
明石涼介 …… 石井康太 (通販番組のアシスタント)
中島栄作 …… 柴俊夫 (渉の上司、メディア物販局長)
南極アイス …… 名取裕子 (テレビショッピング界のカリスマ)

ハンス …… ニコラス・ペタス (インストラクター)
飯沼譲二 …… 近藤芳正 (通訳)
山本一平 …… 小林且弥 (定食屋の店員)
原口真理 …… ギャル曽根 (定食屋の客)

八田久美 …… 田中愛美
八田美久 …… 田中美玲
八田洋 …… 清水優哉

サヘル・ローズ、ロレナ、堀切沙織、関綾乃、エリック、クリス
支山裕之助、加島潤、小澤めぐみ

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