ダンディ・ダディ? 〜恋愛小説家・伊崎龍之介〜

脚本 - 永田優子
演出 - 池添博、本橋圭太、梶山貴弘
プロデューサー - 中込卓也、大川武宏、平部隆明、梶野祐司

http://www.tv-asahi.co.jp/dandy/


第4話 夏の熱海に娘の涙

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最近、石井由奈というマネージャーが剣道部に入ってくる。
明らかに悠樹狙いの彼女。うかうかしていると彼女に奪われて
しまうかもしれない。
朋香はあかりに二人の関係が何処まで進んでいるのか尋ねられ
るが、あかりは先日の演劇でのキスが初キスでそれ以上は進ん
で居ないことを告げる。もうすぐ夏休みなので行けるところま
で行こうと朋香に告げられる。

朋香と水着を買いに行くあかり。龍之介は娘がどんな水着を
買ったのか気になる。真っ赤なビキニの水着を見てめまいを
起こすが、それは朋香の水着だった。
剣道部の合宿で熱海に三日間いく事を聞かされる龍之介は
いても立ってもいられなかった。
そこで編集者の美羽が持ってきた小説「トスカーナの恋」の
映画化の件を熱海で撮影すれば了承すると言い出す。
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父親と娘、少しずつ分かり合っていく展開かと思えば、またし
ても立ちはだかる恋愛の壁。

悠樹が父親同士の犬猿の仲で苦しむ中、恋愛のライバルである
石井由奈が登場し事態は更に複雑になる。

ドラマとしてもっと面白くなるかと思ったけど、残念ながら
あまり面白味もなく淡々とドラマが進行している。

悠樹はあかりの気持ちがどうなのかを知りたがるが、それ以上
に自分の気持ちをぶつけていかないことにはいけないのではな
いかという気がする。
誤解されたままで一切弁明することもなく、一貫性のないセリ
フを語ることであかりを悩まし、彼女の気持ちを揺るがしてい
る悠樹こそもうちょっと反省すべきではないのか。

父親の絡ませ方も意外と中途半端で、今回は殆ど静観していた
感じ。

悠樹と由奈が結ばれようとしている時に何故か葉山修二が出て
きて止める所など、もう少し展開として面白味が有っても
良さそうなもの。由奈とキスしようとする姿を見て、龍之介が
男性ならば迷うのも当然としてしまう辺りも、これまでの
彼の態度を考えるとちょっと理解できないセリフかも知れない。

伊崎龍之介 …… 舘ひろし (56歳・恋愛小説家)
伊崎あかり …… 南沢奈央 (15歳・高校生・龍之介の娘)
(幼少時代 …… 宮武祭)
後藤美羽 …… 平山あや (25歳・新米編集者)
小早川悠樹 …… 石黒英雄 (15歳・あかりの彼)
沢村潤一 …… 池田努 (30歳・担任・剣道部顧問)
坂本サチ …… 野際陽子 (70歳・亡き妻の母)
葉山修二 …… 佐藤二朗 (40歳・セラピスト)
松原朋香 …… 林丹丹 (15歳・あかりの友人)
堂島寛 …… 八嶋智人 (37歳・新興出版社・編集者)
三嶋貴和子 …… 余貴美子 (50歳・編集長)
佐々木泰三 …… 鹿賀丈史 (56歳・文芸批評家)
山本浩輔 …… 前田公輝 (朋香の彼氏)
伊崎みのり …… 笛木優子 (あかりの母。既に亡くなっている)

石井由奈 …… 佐藤千亜妃
小早川万里子 …… 榊原郁恵

近江谷太朗、misono、梅沢昌代、前田公輝
深見亮介、広瀬麻百合、野口秋乃、西原信裕、岡本拓朗

評価:★★★★☆☆☆☆☆☆ (4.0)

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