ふたつのスピカ

チーフプロデューサー/竹内敬明
脚本/荒井修子、松居大悟
演出/山本剛義、塚本あゆ子

http://www.nhk.or.jp/drama8/spica/


第2話 宇宙飛行士の資格

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学校に入学し早くも一ヶ月が経つ。
大西の授業では、宇宙飛行士が帰還する際に海洋上に不時着
したときの訓練を行うという。訓練服を着用の上で水泳を行
い、最終的にはリレーをするという。

一方佐野の授業では軌道上を回る宇宙船同士、後続の船が
前の船に追いつく方法を生徒達に問う。誰もが分からない中で
万里香は減速して軌道の内側に入り、追い抜くのだと言い当て
る。機体を減速するという方法が生徒達に意外に映る。

塩見敏子から寮生たちだけを対象にした三者面談を行うと告げ
られアスミは父親を呼ばねばならなくなる。最近メールをした
が返信が無い事で未だに蟠りが解けていない事が伺えた。
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宇宙飛行士を目指すために必要なものは、個人の実力なのか
それともチームワークなのか。個人の力ばかりを信じている
万里香にチームワークも有るという事を示唆するような展開
だった。

色んな要素が混在していて、一つのドラマに集中できない様な
忙しさが存在している。

アスミと父親の関係と宇喜多家の事情。
更には鈴木秋の家庭の事情にも触れそうな勢いだった。

他人の視線がどうであれ、自分の夢を目指すべきだとする
万里香の助言。それに対して佐野の授業内容を例に挙げて
焦って追いつこうとしている万里香にたまには減速するのも
追いつくための手段になるかも知れないとしたアスミの助言
が上手いこと互いの存在を主張し有う。

水泳で肩を痛める辺りの展開の強引さは感じるが、助け合う
必要性を求めるためには仕方がないものなのか。

このドラマ、努力したもの、そして成績の良い人であっても
必ずしも宇宙飛行士になれる者ではないとしていることからも
何が答えなのか分からない部分があり、その辺が目標意識を
失わせている感じにも思えるが、互いに意識を高め合う関係を
築いて行けているので、内容としてはこれで良いのかも知れない。

ただ圭が指摘していたけど、不時着時の練習ってまだ早くない
かな?駆け出しの人たちには場違いな教科に思える所があった。

鴨川アスミ …… 桜庭ななみ
鈴木秋(シュウ) …… 中村優一
府中野新之介(ふっちー) …… 大東俊介
宇喜多万里香 …… 足立梨花
近江圭 …… 高山侑子
拝島涼子 …… 本上まなみ
鴨川友朗 …… 高嶋政宏
桐生春樹 …… 向井理
宇喜多千里 …… RIKACO
大西耕次郎 …… ゴルゴ松本
塩見敏子 …… かとうかず子
佐野貴仁 …… 田辺誠一

秋葉吾朗 …… おかやまはじめ
藤井ルミ …… 霧島れいか
鴨川今日子 …… 原史奈
アスミの幼少期 …… 大森絢香
新之介の幼少期 …… 柴田洸翔

川本校長 …… 大石吾朗
沢渡百合 …… 小林恵美
桐生夏樹 …… 桑代貴明

森谷ふみ、目次立樹

(生徒達)
飯嶋耕大、飯塚友敬、小川祐依、小野寺未来、河原田巧也
小林和輝、佐久間夏帆、佐藤史果、菅沼司、内藤義明
長谷川直人、長谷川舞、ほしの智世、間宮祥太朗、三原秀次

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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