ゴーストフレンズ 脚本／高橋留美 プロデューサー／谷口卓敬 http://www.nhk.or.jp/drama8/ghostfriends/

第9話 最後の手がかり〜真実を友達に話す?

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誘拐されそうになる明日香を間一髪助けたカイト。
もうゴーストに関わるのは辞めろと言う。これ以上大事な人を
失いたくないという彼。外出も控えるように告げる。

明日香はあやかの店に来るもこういう時に限ってゴーストは
現れない。近所で誘拐事件が起こったとして刑事が聞き込みの
為に店に来る。ちょうどその時明日香はカイトと電話しており
、16歳の男子高校生が失踪したことを彼に話す。

ようやく明日香の前に現れたゴースト。人間への取り憑き方を
教えるゴーストの存在がある事を聞かされる。黒いタクシーの
運転手だという。名前を黒部というのだが・・・
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誘拐事件の裏には美空が関わっていた。
果たしてゴーストが見える人を誘拐する目的は何なのか。

冒頭から場違いなコメディコントやら落語調で語られる辺りが
ちょっと鼻につく。そろそろ話は佳境でもあるわけだし、展開
自体に緊張感を与えるためにも、話にお笑いを求める必要性を
感じない。

美空が何故人間を誘拐しているのか、説得力の有る理由が用意
されているのだろうか。

今回色んな事実が発覚する。
ゴーストたちに人間に取り憑く方法を教えていたのは、タクシー
運転手であり実際には刑事であり。思っていた事実とは違い、
特に悪気のあるゴーストの仕業ではなかった所が意外かも知れ
ない。

またカイトに存在する寿命の件も今回本来の寿命とは違う形で
亡くなった為のものだという事が発覚する。

しかし今にして思うと、カイトの存在と他の幽霊たちの違いが
よく分からず、寿命が存在し苦しんでいる分、今の姿のカイト
の方が不便な点が多いこと。一度本格的に死んでから再び
戻ってくれば良いんじゃないかという感じがするのだが、美空と
帰らないと成仏できないという都合の良いシナリオが用意
されている格好だ。

相手がゴーストという事もあって、何をどうすると対処できる
のかがよく分からず、明日香はこれまでゴーストに対して貢献
しているにも関わらず味方のゴーストが少なすぎるのも気になる
所。まぁ助けたゴーストは全て成仏しているわけだから仕方が
ないのかも知れないが、実に報われない存在だ。

神谷明日香 …… 福田沙紀
速水カイト …… 西島隆弘 (ゴースト)
新庄辰巳 …… 岡田義徳 (美術部顧問)
本郷美空 …… 入山法子 (ゴースト)
青山ミク …… 水崎綾女 (ゴースト)
三島ユイ …… 愛衣 (ゴースト)
永井拓海 …… 川久保拓司 (サッカー部キャプテン)
柴田ナオ …… 渋谷飛鳥
神谷武志 …… 入江甚儀 (明日香の弟)
小野あやか …… 片瀬那奈 (カフェ「マージュ」)
橘真知子 …… 中山恵 (明日香の担任教師)
神谷聖子 …… 友近 (6年前に亡くなった明日香の母)
神谷孝太郎 …… モト冬樹 (明日香の父、料理研究家)
アンナ …… 鰐淵晴子 (ゴースト)
橋本冬美 …… 愛実 (カイトと同じ会社の人)

大介 …… ヨシダ朝
中吉 …… 土平ドンペイ
小太郎 …… 瀧川英次

佐藤秀美 …… 小市慢太郎
黒部 …… 正名僕蔵

古今亭菊生、諏訪太郎、松本元、高松あい、福田らん
宇高志保、二橋進、前川貴紀、横山一敏、末野卓磨
縄田雄哉、福住咲季、富永研司

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