ゴッドハンド輝

脚本/深沢正樹(1)、飯田譲治
演出/下山 天、塚本連平
プロデューサー/遠田孝一、清水真由美

http://www.tbs.co.jp/god-teru/


第2話 散弾銃暴発!!死までのリミット残り10分!!
新米天才医師解雇!?


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輝の活躍により女性を助けた訳だが、一難去ると普通の輝の
姿が待っていた。患者の静脈への点滴を打ち間違える彼の姿は
本当に昨日の輝と同じなのか。
北見柊一は病院長に、このまま彼を使えば病院の評判が落ちる
として訴える。四宮も病院長に対して、輝が北見から指導を
受ける事に不満を訴える。

そんな中、病院内で財布泥棒が発生する。その頃輝はエスカレ
ーターで隣を降りていく男性の首もとに大きなホクロが
有ることを発見し、診察を受けた方が良いと話そうとするが、
たまたまその男性が財布泥棒で有ったこともあり、彼は逃げて
しまう。急いで追跡しなんとか捕まえるが、全力疾走した事を
受けて担当するはずだったヘルニアの手術の執刀を降ろされて
しまう。北見からは体調管理には十分自覚を持って気をつけろ
と忠告されるが、それは同時にホクロの患者への対応を見捨て
ろというのかと悩むことになる。
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今回も基本的には前回と同じで、危機的状況の中で輝が覚醒し
スーパードクターぶりを発揮する話だった。

手術とは運任せでやるものではないという反発が出る中で、
如何に輝が医師としてのスキルを持っているのかという事への
証明を行っていく内容なのかも知れない。

問題なのは普段の彼の姿の中にどれだけ"死なせる訳にはいか
ない"という医師としての自覚が存在するのかどうか。

天然さやドジっぷりとその辺の自覚の間には、切っても切り
離せないものが存在しており、あまり普段の行動の中で
寝坊とかだらしない生活態度をちらつかせると、"医師として
絶対に必要な物を持っている"という院長・安田潤司のセリフ
は途端に真実味を失ってしまう。

普段の出来ない彼の行動の中にはイライラさせられるものが
存在しているので、この辺の彼の態度に我慢できるかどうかに
掛かっているのかも知れない。

慎重になるのは良いが時間を掛けすぎると患者の体の負担に
なるとか、体調管理への重要性を説く北見柊一の姿には
至極真っ当なものが存在しており、反論する余地が無いのだが、
今回のようにホクロの患者を見かけた場合、執刀することが
分かっていても無視すべきか助けるべきかどうかで議論する
余地は有ると思う。
チームの存在を口にしていたので、分業の必要性をうたった
形だが、チームや医療設備か最高という割りに、それを感じ
させないのはやはり輝が居るからだろうか?

真東 輝 …… 平岡祐太 (26歳、安田記念病院外科医師)
四宮 梢 …… 水川あさみ (26歳、名門四瑛会病院グループの会長の娘)
佐倉綾乃 …… 村川絵梨 (24歳、5人兄弟の長女・器械だし)
西村 学 …… 荒木宏文 (28歳、外科医・めがね)
林 直行 …… 中林大樹 (29歳、外科医)
岩永 修 …… 長谷川朝晴 (34歳、麻酔医)
遠藤睦美 …… 宮地雅子 (34歳、看護主任)
川瀬めぐみ …… 朝倉あき (22歳、新米看護師)
佐野令以子 …… 林 丹丹 (25歳、看護師)
乃木邦彦 …… 八神 蓮 (27歳、麻酔医)
長谷川香織 …… 大久保麻理子 (23歳、看護師)
高橋さやか …… 綾那 (22歳、看護師・めがね)
真東光介 …… 寺脇康文 (“ゴッドハンド”と呼ばれた伝説の天才外科医。)
四宮 蓮 …… 要 潤 (35歳、四瑛会病院外科医で梢の実兄)

片岡 貢 …… 小林 隆 (40歳、外科医)
北見柊一 …… 別所哲也 (39歳、ヴァルハラを代表する外科医)
安田潤司 …… 渡部篤郎 (42歳、院長)

今古亭師匠 …… 神田山陽 (患者、点滴を打つ)

小室優太、小林海人、大野百花、うえちひとみ、津田聖子
下川真矢、森岡龍、村上一志、松島庄汰、小野寺政幸
五月晴子、桐本琢也(アナ)

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