ゴッドハンド輝 脚本／深沢正樹(1)、飯田譲治 演出／下山 天、塚本連平 プロデューサー／遠田孝一、清水真由美 http://www.tbs.co.jp/god-teru/

第3話 手術室に暴漢乱入!!親指切断!?絶体絶命の天才球児に
秘められた悲しい過去

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勘に頼った医療など認めない。輝に対してそう告げる梢は、
敵意をむき出しにして、散弾銃の弾を取り出す作業に於いて
腕比べを要求するが、患者を使って競うことは出来ないとする
輝。輝の倍のスピードで弾を取り出した梢だが、縫合した後に
再び輝は違和感を感じて皮膚を切開する。案の定、一個レント
ゲンに移り損ねた弾が残っていた。これはゲームではない。
患者のためを思えばこんなミスなど無いはずと梢に告げる。

そんな中、甲子園を沸かせた投手・矢口稔彦が治療を求めて
やってくる。親指に出来た腫瘍。他の病院では切断しかない
事を告知されていただけに、ヴァルハラの異名を持つチームの
噂を聞きつけやってきたのだが、梢の診断は転移を考えると
やはり切断しか道はないとする。本人にもそれを告知し、
なんとか切断以外の道を模索する輝に対しても思いだけでは
どうにもならないことはあるとして言い聞かせる。
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なんとなくこれまでのダメ輝の姿が忘れられている気がする。

ドラマとして奇跡の医師を演じさせることは決して悪くはない
のだが、こう頻繁に奇跡が起こるとなるとそれはもう奇跡でも
何でも無いと言うことになる。寧ろ普段患者を助けられない時
の輝の姿の中に、本当に患者を助けたい気持ちが足りないん
じゃないかと疑いすらしてしまう。

梢が医者としての技術に拘る理由が描かれていたために、
医者は技術が一番だとする彼女の主張にも上手く裏付けされた。
父親から女性という事で愛情無く育てられたことで、見返したい
気持ちがあるんだろうね。
四宮蓮の立場が実に興味深く、妹思いの一面があるところや
わざわざ偵察部隊を送って相手の医療技術を盗み見している
ところは、自信がないのかそれとも完璧主義者なのか、どんな
性格なのだろうか。

途中に出てくる蘭木長船は如何にもマンガチックなキャラ
クターで、ドラマに於いてはもっと漫画的演出を如何に隠す
事に集中した方が良くないだろうかという気がする。

今回の患者に対する背景は意外とありがちなエピソードだった。
別れた父親が手術室に乗り込んでくるのは流石に有り得ない
描写だったけど、無骨な展開は意外と涙を誘う。
最後の最後に腱にまで病巣が及んでいたけど、何が治癒力の力
なのかよく分からなかったのは残念。お腹に指を突っ込んでおく
と治りやすかったりするの?

真東 輝 …… 平岡祐太 (26歳、安田記念病院外科医師)
四宮 梢 …… 水川あさみ (26歳、名門四瑛会病院グループの会長の娘)
佐倉綾乃 …… 村川絵梨 (24歳、5人兄弟の長女・器械だし)
西村 学 …… 荒木宏文 (28歳、外科医・めがね)
林 直行 …… 中林大樹 (29歳、外科医)
岩永 修 …… 長谷川朝晴 (34歳、麻酔医)
遠藤睦美 …… 宮地雅子 (34歳、看護主任)
川瀬めぐみ …… 朝倉あき (22歳、新米看護師)
佐野令以子 …… 林 丹丹 (25歳、看護師)
乃木邦彦 …… 八神 蓮 (27歳、麻酔医)
長谷川香織 …… 大久保麻理子 (23歳、看護師)
高橋さやか …… 綾那 (22歳、看護師・めがね)
真東光介 …… 寺脇康文 (“ゴッドハンド”と呼ばれた伝説の天才外科医。)
四宮 蓮 …… 要 潤 (35歳、四瑛会病院外科医で梢の実兄)
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片岡 貢 …… 小林 隆 (40歳、外科医)
北見柊一 …… 別所哲也 (39歳、ヴァルハラを代表する外科医)
安田潤司 …… 渡部篤郎 (42歳、院長)

矢口稔彦 …… 佐野和真 (高校野球・投手)
矢口稔 …… 小倉久寛 (稔彦の父)
四宮凱 …… 勝部演之 (梢の父)
蘭木長船 …… 手塚とおる (四瑛会病院手術部長)

小室優太、小林海人、山田萌々香、うえちひとみ、津田聖子
米本来輝、大西武志、正木佐和、菊原祐太朗、松島庄汰
菊口富雅、勝部博行、中村建彦、村田啓治、鈴木誠克
桑代貴明、渡部司、桐本琢也(アナ)

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