ハンチョウ 〜神南署安積班〜

脚本/石原武龍(1)(8)(11)、奥村俊雄(2)(6)(9)
難波江由紀子(5)(7)(13)、小澤俊介(3)(12)、末安正子(4)
立見千春(10)
プロデューサー/橋本 孝、遠藤正人
演出/酒井聖博、竹之下寛次、和田旭、竹村謙太郎

http://www.tbs.co.jp/hanchou2009/


第13話 襲われた妻は不倫していた!?ダメ夫の秘密

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村雨の警部補昇進のための試験が噂される中で、事件が起こる。
北海道の大学の息子・陽平が久しぶりに実家に帰宅した際、
母親の伸子が何者かに首を絞められ瀕死の重傷を負ったので
ある。
陽平が帰宅したのがPM1:00頃。入り口のドアでチャイムを鳴ら
した際に中から人の足音らしきものが聞こえたという。
父親・清作の携帯は一切繋がらずに、何処へともなく出掛けて
いる状況の中、1:07分に警察に電話した形跡が見つかる。
室内にはチラシ寿司が一人分だけ食べた後があり、ビール缶も
散乱している。
聞き込みにより清作は毎週土・日になると何処かに出掛ける
こと。それと入れ替わるようにして中年の男性が家を訪れて
いる事を知る。取りあえず携帯電話の通話記録から交友関係を
調べていくことになる。
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ドラマは殺人未遂事件の真相を調べつつ、望月清作と伸子の
夫婦の心は何処にあるのかを探っていく話だった。

ドラマとして上手く描かれているのはキャラクターの役割分担
がきっちり描かれている部分だ。

今回村雨は安積班から離れて自立する話が浮かび上がる。
その為最後の美味しいところを彼の力だけで容疑者に自供させ
る役目を担った。
ドラマの中では主に桜井と共に携帯電話の交友関係を探る
為に虱潰しに当たった感じだった。

須田は今回現場に残されていたちらし寿司に着眼点を持って
常にその疑問点と向き合っていた格好だ。

水野は今回夫婦の関係の中でも取り分け夫側に不倫の可能性が
有るとして尾行することになる。

全ての可能性を一つ一つ無くしていく中で、残っていくのが
夫婦二人の関係性という事で、実際に目にしている事実とは
逆に心の中では互いに思いやる機会を探っているという何とも
泣ける内容。

まぁその割りには随分伸子の態度が清作に厳しい感じもした。
これも清作が持っていたプレゼントが意中の相手に素直に
行き渡らなかった為の者かと思うとかなり皮肉な感じである。

安積剛志 …… 佐々木蔵之介 (42歳、刑事課・係長)
村雨秋彦 …… 中村俊介 (36歳、刑事課)
須田三郎 …… 塚地武雅 (31歳、刑事課)
水野真帆 …… 黒谷友香 (31歳、刑事課)
黒木和也 …… 賀集利樹 (29歳、刑事課)
桜井太一郎 …… 山口翔悟 (26歳、刑事課)
速水直樹 …… 細川茂樹 (42歳、交通課・係長)
金子禄朗 …… 田山涼成 (52歳、刑事課長)
相良一樹 …… 近童弐吉 (捜査一課・警部補)
芝山洋介 …… 鈴木拓 (捜査一課)

安積涼子 …… 渋谷飛鳥 (19歳、新人看護師)
山口友紀子 …… 安めぐみ (27歳、東報新聞記者)
相馬遥 …… 近野成美 (和食処"磯樽"の従業員)
小島杏子 …… 奥貫薫 (和食処"磯樽"の女将)

望月清作 …… 小倉久寛 (区役所・福祉課)
望月伸子 …… 美保純
望月陽平 …… 尾上寛之
柳田彰一 …… 住田隆

有坂来瞳、赤塚篤紀、北林悌、田中大輔

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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