ハンチョウ 〜神南署安積班〜

脚本/石原武龍(1)(8)(11)(15)、奥村俊雄(2)(6)(9)(14)
難波江由紀子(5)(7)(13)、小澤俊介(3)(12)、末安正子(4)
立見千春(10)
プロデューサー/橋本 孝、遠藤正人
演出/酒井聖博、竹之下寛次、和田旭、竹村謙太郎

http://www.tbs.co.jp/hanchou2009/


第15話 最終回スペシャル!安積班最後の戦い!

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横浜で開業医を開く女性・三宅玲子は夜の繁華街で若者達に
声を掛けて回る。カツアゲしている人を見かけては声を掛けて
辞めさせたり、ふらついている人を家に帰したり・・・
そんな中彼女は石田マサルの消息を聞いて回る。

一方安積班は昼間に男性が刃物を振り回しているとの通報を
受けて男を取り押さえる。そこには記者の山口友紀子も居た
為、彼女は決定的写真を撮影して回る。

非番の時、安積は娘・涼子と買い物に出掛ける。
そこで私服姿の小島杏子を見かけて声を掛ける。彼女は知人の
三宅玲子に頼まれて人捜しをしているのだという。探している
のは石田マサル。しかし彼女はそれ以上は語ろうとはしなかっ
た。

そんな中殺人事件が起こる。被害者は今井邦彦。現場近くで
覚せい剤を打った注射器が見つかりその後の検死の結果で
麻薬中毒により死亡したという。彼の携帯には12件もの留守電
が入っており解析する。また彼の自宅を捜索すると、自宅から
は覚せい剤の粉が見つかり、家捜しした様な散らかりようだっ
た。
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いよいよ最終話。
全15話とは日本のドラマでは珍しいかな。
最終話は一話で脚本を手がけた石原さんで締めくくられた。

最終回に用意したのは、麻薬絡みの事件だった。
警察によって裏切られた形の女性からの信頼感を取り戻すよう
な話であり、相変わらず安積の力説が功を奏した感じ。

ドラマとしてのメインは上述するところに有ったためか、肝心
の捜索は案外無難なところで描かれた。
マサルを守るためには玲子の助けが必要だとするが、実際に
有力な情報を得たのは速水の意外な繋がりによるものだった。

最後は顔見せとばかりにそれぞれに少しずつ見せ場を描いて
連帯感を描きたかったのかも知れない。

あの金子課長が心を入れ替えたかのように安積班に尽くす姿。
最後に金子に仕返しとばかりに泣かせる辺りはなかなか面白か
ったと思う。

安積剛志 …… 佐々木蔵之介 (42歳、刑事課・係長)
村雨秋彦 …… 中村俊介 (36歳、刑事課)
須田三郎 …… 塚地武雅 (31歳、刑事課)
水野真帆 …… 黒谷友香 (31歳、刑事課)
黒木和也 …… 賀集利樹 (29歳、刑事課)
桜井太一郎 …… 山口翔悟 (26歳、刑事課)
速水直樹 …… 細川茂樹 (42歳、交通課・係長)
金子禄朗 …… 田山涼成 (52歳、刑事課長)
相良一樹 …… 近童弐吉 (捜査一課・警部補)
芝山洋介 …… 鈴木拓 (捜査一課)

安積涼子 …… 渋谷飛鳥 (19歳、新人看護師)
山口友紀子 …… 安めぐみ (27歳、東報新聞記者)
相馬遥 …… 近野成美 (和食処"磯樽"の従業員)
小島杏子 …… 奥貫薫 (和食処"磯樽"の女将)

三宅玲子 …… 浅野ゆう子 (開業医)
石田マサル …… 木村啓太 (母に捨てられた)
今井邦彦 …… 高濱正朋 (正藤興業の末端の売人)

和泉ちぬ、池田真琴、雪嶋なおき、西田奈津美、上脇結友
加藤竜治、向井伊希子、山口幸、星名陽平、七枝実、辞本直樹
辻翔平、中山孟、一ノ瀬翔太、杉本妃音奈

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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