本日も晴れ。異状なし
〜南の島駐在物語〜

脚本/藤本有紀
演出/加藤新、武藤淳、山本剛義
プロデュース/植田博樹、正木敦

http://www.tbs.co.jp/hon-hare2009/


第3話 駐在さんの魂の授業学校のピンチを救え


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うららは島の生活に限界を感じていたもののなかなか他人に
それを言うことが出来ずストレスが溜まっていた。
そんな折り、光生と仲良くなった遼は、うららをデートに誘う。
しかし相手は遼本人ではなく光生と。
教師がそんな事をすべきではないとして断ろうとするが、会話
を聞いていた知念キヌの一声でデートすることになる。

ドライブにビデオ鑑賞、そしてへちま荘でお茶をしていると
近所の人がやってきて色々と噂する。そしてついには結婚の話
にまで話が及んでしまう。我慢しきれずうららは本音をぶちま
ける。
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前回の展開を見てどうなるかと思ったが、ここにきてドラマと
しては随分と良くなってきた。
都会の論理と離島の論理を戦わせるよりも、一人の人間同士が
ぶつかり合うという内容の方がドラマとしては伝わる物が多い
という事なんだろうね。

教師としての理想像を勝手に描き、他人からの評価を気にする
余り、自分の世界から抜け出せないでいるうららのガス抜きを
行い、自分らしく生きる為にアドバイスをもらい、ここに来た
目的を上手く思い出させる為に誘導する内容だ。

この島に於ける駐在としての役割などの提示も上手くできたし
遼の人を見る目が上手く引き出された。

元々人付き合いは苦手そうな感じのするうらら。
ここに来ることになるエピソードも、生徒数が多く一人一人に
対応できないと自分の中の限界を悟ったからであろう。

生徒達に捜査の手伝いと称して、先生の人物像を発表させると
いう展開が良かった。どれだけ島民達と触れあっているのか、
本来の目的・理想である生徒達と向き合えているのかがこの
一瞬だけで描かれていた。

都会のようなプライバシーは確かに存在しないが、都会の論理
が通用しないという事を主張ではなく実感として描かせた内容
で、少し考え方に柔軟性を持たせないと彼女のようになって
しまうのかなという感じだった。

白瀬 遼・・・ 坂口憲二 (駐在員)
西門うらら・・・松下奈緒 (小学生担任教師)
玉城美波・・・ 夏未エレナ
玉城星太・・・ 丸山歩夢
照屋育江・・・ 岡本麗
照屋光生・・・ 青木崇高
照屋春生・・・ 藤木勇人 (サトウキビ農家の息子)
又吉仙吉・・・ 近藤芳正 (校長先生)
平良公平・・・ 半海一晃 (島の公民館長)
平良節子・・・ 大森暁美
平良愛子・・・ 福地柚
新垣ナオミ・・・青山倫子 (スナック経営)
新垣一郎・・・松田佳祐
新垣二郎・・・畠山紫音
梶井 誠・・・ 宇梶剛士 (高速船の乗組員)
片岡慎一郎・・・遠藤憲一 (刑事、遼の上司)
知念キヌ・・・ 前田美波里 (下宿)
小山内日名子・・・中塚みの

島袋俊男・・・ 新垣正弘 (民宿"へちま荘")
島袋友子・・・ 平栗あつみ
島袋タケル・・・長嶺賢神
安土桃彦・・・ 中村靖日 (小説家、"へちま荘"の客)

下地ゆかり・・・金城いづみ
下地久・・・本間剛 (島の郵便屋)
下地靖之・・・太賀
下地梨絵・・・山城侑里佳

万作・・・田中実 (石垣の外科医)

木下このみ

木下このみさんのblog
http://ameblo.jp/kinoshita-konomi/

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