本日も晴れ。異状なし
〜南の島駐在物語〜

脚本/藤本有紀
演出/加藤新、武藤淳、山本剛義
プロデュース/植田博樹、正木敦

http://www.tbs.co.jp/hon-hare2009/


第7話 恐怖のデカ長襲来!!マル暴に復職せよ!!


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帰ってくる来はないのか?
片岡から遼の元に掛かってきた電話。その気はないと話した
途端、後には片岡が居て蹴り飛ばされる。
そしてお前にはやるべき事が有るから帰るぞと告げられる。
夜も遅かったため話は翌日にということになり、片岡はその
まま駐在所に泊まることになる。
翌日は遼の仕事に付いていく。
老人達の血圧を測る仕事。売店から荷物を運ぶのを手伝う仕事。
島民達の話を聞いてあげること。そして学校に行き、子供達の
様子を聞いて自分も授業に乱入する。
そんな遼の姿を見て、これが立花に対する償いなのか?という。
遼は犯罪の種を育てないために必要なことだと訴えるが・・・
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このドラマ当初10話完結だったけど、9話構成になったんだね。
あと二週って事か。

ドラマではオーソドックスな展開の中にも考えさせられる要素
は多かった。

この島は既に死にかけており、人がどうことしようがその運命
は変えられないという。
そんな中、遼自身の人生もこれまでのキャリアが意味無いもの
として死にかけてゆくのをただ見守るだけで良いのかを、暗に
比較した展開だった。

遼がこの島にずっと居続ける事が出来ないことは明らかで、
今ならば人の手で運命を変えることも可能だ。
島に居続けなければならない理由の一つは美波と星太の事も
有るだろうが、彼らだけならばみんなで東京に移り住んでも
良いわけで、その意味で今回のドラマの中で島での信頼
関係を描くと共に遼自身の気持ちを描く必要があるのだろう。

片岡の誘いは有り難くもあり、お節介な部分もあり。
他人にどうこう言われて自分の人生を決めるものでもないと
跳ね返したい気持ちもあるが、その辺の部分で迷っている様で
有れば、後押ししてくれる存在として有り難い存在ではある
のだと思う

なんとなくドラマを見ていると、ここでなければならない
理由が薄く、島民自身も今回の星太が運ばれるのを見て、
明日は我が身と怯えている部分があり、この島から離れていく
方向に進んでいきそうな感じもする。

今回の展開では一応遼はこの島に留まることは出来たけれど、
都会の論理を振りかざせば、もっと便利な方向にと主張しても
可笑しくはないんだろうけどね。

既に学校も終わりムードで進行していく中で、一石を投じる
事が出来るのだろうか?

白瀬 遼・・・ 坂口憲二 (駐在員)
西門うらら・・・松下奈緒 (小学生担任教師)
玉城美波・・・ 夏未エレナ (駐在所で暮らす)
玉城星太・・・ 丸山歩夢 (駐在所で暮らす)
照屋育江・・・ 岡本麗
照屋光生・・・ 青木崇高
照屋春生・・・ 藤木勇人 (サトウキビ農家の息子)
又吉仙吉・・・ 近藤芳正 (校長先生)
平良公平・・・ 半海一晃 (島の公民館長)
平良節子・・・ 大森暁美 (軽い痴呆症)
平良愛子・・・ 福地柚 (公平の娘)
新垣ナオミ・・・青山倫子 (スナック経営)
新垣一郎・・・松田佳祐 (ナオミの息子)
新垣二郎・・・畠山紫音 (ナオミの息子)
梶井 誠・・・ 宇梶剛士 (高速船の乗組員)
片岡慎一郎・・・遠藤憲一 (刑事、遼の上司)
知念キヌ・・・ 前田美波里 (下宿)
小山内日名子・・・中塚みの

島袋俊男・・・ 新垣正弘 (民宿"へちま荘")
島袋友子・・・ 平栗あつみ
島袋タケル・・・長嶺賢神
安土桃彦・・・ 中村靖日 (小説家、"へちま荘"の客)

下地ゆかり・・・金城いづみ
下地久・・・本間剛 (島の郵便屋)
下地靖之・・・太賀
下地梨絵・・・山城侑里佳

立花・・・布施博

二友田雅澄、崎山涼、吉川史樹、笑築過激団

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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