神の雫

脚本/渡辺雄介
演出/中島悟、石尾純

http://www.ntv.co.jp/shizuku/


第9話 決着!父から子へ


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いよいよ最後の使徒が読まれることになる。
未だに階段から落ちたことで意識を失った一青の変わりに、
マキが代理で使徒の内容を聞きに来る。

最後の使徒は"永遠なるもの"。地上で何かが起きても揺らぐ
ことのない、果てもなく遠い扉の奥にある、ひたすら遠く
深く大地へと続く・・・・
味に関する記載が一切無い中、それを聞いたソムリエの藤枝
司郎はテロワールの事ではないのか?と告げる。
そんな中マキが雫の元に来て手助けして欲しいという。
これまで常に神咲豊多香が行ってきたレセプションでの食事と
それに付け合わせのワインについて、フレンチと最高のワイン
しか認めないアムロ会長に出す食事を考えてほしいというもの。
本来一青がやる予定だったと言うが・・・
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父親が遺産相続を名目に雫と一青を競わせた理由が何なのか。
最後の使徒である神の雫とは実在するのか。
そして最後に勝利したものは。

結局テロワールって何のことなんだかよく分からないまま
ドラマを見ていた気がする。インターネットで調べてみたが、
その土地ならではの地域性みたいなものを言っている感じです
ね。

さて結局ドラマでは競い合わせることで互いの事を知らせる
為の者だったのか、父親がしてきた事の意味を告げることだっ
たのか。ワインを通して育てた父親に感謝させるべき方向性に
もっていく事だったのか。

最後は勝敗もどうでも良くなってしまった感じだし、いきなり
別れる事になっていた一青とマキに子供が出来ていたりして、
バタバタ感は否めない。それどころこの二人が結ばれることで
完全に蚊帳の外に置かれたセーラさんが可愛そうな感じだ。

最後はみやびとの恋愛にも言及されたという事で、今回の展開
だけ見るとあまり良くできた感じはしないがトータル的には
思った以上に面白い作品だったように思う。

神咲雫:亀梨和也(幼少:本田海青)
遠峰一青:田辺誠一 (ワイン評論家)
紫野原みやび:仲里依紗 (ソムリエ見習い)
霧生涼子:戸田菜穂 (弁護士)
河原毛茂:升毅 (ワイン事業部の部長)
本間長介:田口浩正 (雫の上司)
セーラ:佐々木希 (一青の異父妹、トップモデル)
木戸竜介:平方元基 (雫の部下)
皆本さおり:萩美香 (ワイン事業部)
西園寺マキ:内田有紀 (サイオンコーポレーション代表)
藤枝司郎:辰巳琢郎 (ソムリエ)
土肥ロベール:竹中直人 (雫と一青の戦いの立会人)
神咲豊多香:古谷一行 (父)

野村信次、小須田康人

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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