華麗なるスパイ 脚本：君塚良一 プロデューサー：佐藤敦 、下山潤 演出：大谷太郎、岩本仁志、石尾純 http://www.ntv.co.jp/thespy/

第3話 恋する韓流スター
--------------------------------------------------------
昨夜外務省の別館にミスター匠のスパイが潜入する。
ワン・カイコーとクワン・リーの二人。その二人が盗んだもの
とは、外務省が後援する日韓合作ドラマだった。

政府関係者がドラマ現場を表敬訪問することになっており、
それは韓国ドラマ好きとしても有名なファーストレディの吉澤
はるだった。
危険なので行動は控えて欲しいとするが、支持率を上げる為に
は必要のことであり、何より本人が行くといって聞かなかった。
京介はドラマのオーディションに参加し、役を得て犯人を捜し
当てる事になる。
--------------------------------------------------------

さて今回は韓国からのスパイがやってくる。
ミスター匠は中国人ばかりでなく、韓国のスパイも雇っている
という事なのか。

今回の主役のユナは心の寂しさを抱えている。
スパイとして活動していた女性が、演技の合間に見せた悲しい
表情が全て真実であり、その心の寂しさに京介がつけ込んで
いくというもの。

ドラマ関係者として潜入させるのならばオーディションになど
参加させず裏から手を回すのが普通だろうと思わず突っ込みたく
なるわけだが、京介が変身シーンを挿入したかっただけなのか。
相変わらず京介が変身したことで、特別何かが変わった気が
しないところがマイナス点。

恋人の居るスヒョンに必要以上に辛く当たる理由が何なのかが、
ドラマとしての伏線になっており、結果的に誰かにスパイ稼業
を止めて欲しかったのであろう事が最後に明らかになる。

あんまり面白い所が無かったのだが、三九が随分京介の正体
に近づいてきたなという部分が今後を期待させる要素として
存在している。

それにしてもボディガードをやっていたハンは、明らかに
アジア系の顔でもないのに何故に韓国人名がついていたのか。

鎧井京介 …… 長瀬智也 (変装術を持つ天才詐欺師)
ドロシー …… 深田恭子 (国際情勢のスペシャリスト)
来栖健一 …… 世界のナベアツ (射撃のスペシャリスト)
オサム …… 藤原一裕 (情報解析のスペシャリスト)
エリス …… 友近 (武器開発担当)
ジョセフィーヌ …… KIKI (霧山の秘書)
霧山誠一 …… 寺島進 (内閣情報室・秘密諜報部長)
平原三九 …… 杏 (ゴシップ紙記者。定食屋の娘)
平原源一 …… 高田純次 (「深川 安楽亭」の主人
平原泉 …… 伊藤かずえ (源一の妻)
ミスター匠 …… 柄本明 (国際テロ組織の首領)
吉澤総一郎 …… 渡哲也 (内閣総理大臣)
アンヌ …… 平手舞 (安楽亭の監視)

シン・ユナ …… Ara
吉澤はる …… 高林由紀子
チェ・スヒョン …… ヘリョン
ハン・ドンヒョン …… アンドレ

金児憲史、明樂哲典、峯村リエ、杉崎真宏

土師野龍之介、TERU、浜田道彦、恵有一、本多隆二

佐藤仙學、候偉、黄実

ガダルカナルタカ、棚橋ナッツ、村上航、高林由紀子
岸田恵里子、向山志穂、葛西幸菜、Shihomi、菅由彩子
染谷夏子、丸尾みゆき、真、大矢真夕、松嶋亮太、石川裕司
山本直輝、手塚桃子、問田憲輔、今奈良孝行、尚玄
窪寺昭、黒澤佐知子、イチキ游子、森田ガンツ、山下美穂子

評価：★★★☆☆☆☆☆☆☆ (3.0)