華麗なるスパイ

脚本:君塚良一
プロデューサー:佐藤敦 、下山潤
演出:大谷太郎、岩本仁志、石尾純

http://www.ntv.co.jp/thespy/


第4話 死のメドレーリレーイケメンvs美少女兵

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女子高生四人組は中年の男性をカラオケに誘う。
いざ中年男の番に回ってくると、突然四人組はクロスボウを
取り出し中年男を襲う。

京介はいつものように秘密諜報部の作戦本部に行くと、今回
のミッションは総理自らから指令があるという。
総理はモニタ越しに、私立美南学園の教師が襲われたことを
告げこの件を調べるよう告げられる。
京介とドロシーは教育委員会の職員として学校に潜入し、
生徒名簿を受け取ると共に、現在学園内で活動しているクラブ
は水泳部だけだと聞かされる。一週間後に都大会が有る事を
聞かされる。
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このドラマのテンションに慣れてきた事もあるのか見やすく
なり、ドラマとしては軽さの中にも深みのある内容も含まれて
きた。

何故総理自らが指令を出してきたのか。
そして生徒の一人を守ることが国家テロと何の関わりがあるのか。

刺客を送り込んでくるのは良いとしても、総理の愛人の子を
テロが襲うことに何の意味があるのだろうかと思う内容だった。

今回はドラマを通して京介の過去やら性格が浮かび上がってきた
感じ。
今回の警護対象者である山口徹と京介は互いに似たような所が
有ること。詐欺を繰り返してきた京介だが、騙された人にとって
は、真実と同じくらい透明感を持ち安らぎを与えていること。

ドロシー役のフカキョンが水泳が得意だという事は聞いていたが
とてもしっかりとした泳ぎに驚かされた。
そしてやっぱり今回も彼女が男性だったような事を臭わすやり
とりが行われている部分は興味深い点。

孤独である山口徹に失敗を味わせる事で、仲間の暖かさを植え
付けるシーンを用意したわけだが、それを京介が意図してやった
という風には見えないところは残念。
毎回京介に関わり合う人物の問題を解決していく描写は
面白い所だが、もう少し説得力が有った方が良い気がする。
その為にはやはりもっと関わり合っていかないとね。

鎧井京介 …… 長瀬智也 (変装術を持つ天才詐欺師)
ドロシー …… 深田恭子 (国際情勢のスペシャリスト)
来栖健一 …… 世界のナベアツ (射撃のスペシャリスト)
オサム …… 藤原一裕 (情報解析のスペシャリスト)
エリス …… 友近 (武器開発担当)
ジョセフィーヌ …… KIKI (霧山の秘書)
霧山誠一 …… 寺島進 (内閣情報室・秘密諜報部長)
平原三九 …… 杏 (ゴシップ紙記者。定食屋の娘)
平原源一 …… 高田純次 (「深川 安楽亭」の主人
平原泉 …… 伊藤かずえ (源一の妻)
ミスター匠 …… 柄本明 (国際テロ組織の首領)
吉澤総一郎 …… 渡哲也 (内閣総理大臣)
アンヌ …… 平手舞 (安楽亭の監視)

山口徹 …… 増田貴久 (水泳部)
ミイナ …… 水崎綾女 (ジェスタ・ブルームが育てた)
レイ …… 高橋絵美 (ジェスタ・ブルームが育てた)
カオリン …… 水谷妃里 (ジェスタ・ブルームが育てた)
モモ …… 谷桃子 (ジェスタ・ブルームが育てた)
坂本茂 …… 田中要次 (水泳部の顧問)
中年の教師 …… 六角精児 (4人の女子高生に誘われる)
教師 …… 宍戸美和公 (京介に生徒名簿を渡す)
柏木京子 …… 鈴木美恵 (京介に騙された女性)
咲子 …… いせゆみこ (三九の友人)

峯村リエ、井之脇海、TERU、浜田道彦、恵有一

佐藤仙學、鈴木裕樹、八戸亮、加藤康起

岸田恵里子、三原勇希、向山志穂、葛西幸菜、Shihomi、菅由彩子
染谷夏子、丸尾みゆき、真、大矢真夕、上戸明

評価:★★★★☆☆☆☆☆☆ (4.0)

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