華麗なるスパイ

脚本:君塚良一、金沢達也
プロデューサー:佐藤敦 、下山潤
演出:大谷太郎、岩本仁志、石尾純

http://www.ntv.co.jp/thespy/


第7話 決戦幻の島!女性新聞記者暗殺トリック

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三九が人質になり京介は下宿先から居なくなる。
それを知った源一は、霧山に助けて貰おうとして秘密基地へと
向かう。霧山と源一には意外な接点があった。過去霧山が警察
官の時に源一は詐欺師として捕まったことがあり、それ以来
協力の関係にあるという。源一はそこで京介もスパイの一人で
有ることを初めて知る。

一方諜報部としてもミスター匠の監視をしているが、相手の
秘密基地が未だに特定できずにいた。
取りあえず京介に協力を求めるために、ドロシーが三九に扮し
て街中で打たれたフリをして、マスコミへの情報操作を行い、
京介を戻らせる事にする。
京介は定食屋に戻ってくると、源一は三九が誘拐された事実を
伝えて助けて欲しいと告げる。三九は京介のことを兄のように
慕い大切な家族として認識していたという。
それを受けて京介は諜報部に戻ると、組織のコンピュータが
匠ら組織にハッキングされて、三九が囚われている映像を見せ
られる。京介は吉澤総理の元に行き、ミスター匠について
知っていることを全て話して貰う。
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いよいよ最終回が迫っていることを予感させる匠の秘密基地へ
の潜入作戦。

相変わらずどのシーンも緩さの連続で、それが面白いのかと
言われるとかなり厳しい物が存在する。
唯一面白かったのは、ドロシーが学ランを着ていた頃の写真を
見せていた場面かな。ドロシーが熊の着ぐるみを着て戦う
シーンも突っ込みやすくてまあまあ面白かった。

自白剤を使うシーンとか、ロッカーを使って乗り込むシーンとか、
こういうのはかなりつまらなく、センスを疑うところ。

今回は匠と吉澤の過去が明らかになったことで興味深いと言え
ば興味深いシナリオか。
そして何と言っても匠と吉澤のどちらが嘘を付いているのかと
いう点や、二重スパイになるのは京介が初めてではないと
既にメンバーの中に二重スパイが含まれている辺りは今後の展開
に上手く繋げた格好だ。

自分の自由のために戦っていたはずの京介が家族のために戦う
辺りの心情の変化も悪くはないが、コメディとしてはそんな
シリアスさが何処まで盛り込まれるべきなのか迷うところだね。

鎧井京介 …… 長瀬智也 (変装術を持つ天才詐欺師)
(幼少期 - 土師野隆之介、中学時代 - 井之脇海)
ドロシー …… 深田恭子 (国際情勢のスペシャリスト)
来栖健一 …… 世界のナベアツ (射撃のスペシャリスト)
オサム …… 藤原一裕 (情報解析のスペシャリスト)
エリス …… 友近 (武器開発担当)
ジョセフィーヌ …… KIKI (霧山の秘書)
霧山誠一 …… 寺島進 (内閣情報室・秘密諜報部長)
平原三九 …… 杏 (ゴシップ紙記者。定食屋の娘)
平原源一 …… 高田純次 (「深川 安楽亭」の主人
平原泉 …… 伊藤かずえ (源一の妻)
ミスター匠 …… 柄本明 (国際テロ組織の首領・匠沢長一)
吉澤総一郎 …… 渡哲也 (内閣総理大臣)
アンヌ …… 平手舞 (安楽亭の監視)
小牧勇夫 …… 金児憲史
増本啓治 …… 明樂哲典

匠沢完治 …… 横山あきお (長一の兄)

柳憂怜、宮下裕治、TERU、候偉、黄実

岸田恵里子、三原勇希、大矢真夕、菅由彩子、真、染谷夏子
Shihomi、萩原紀、みずと良、川口節子、鈴木奈々(アナ)

評価:★★★★☆☆☆☆☆☆ (4.0)

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