こちら葛飾区亀有公園前派出所 脚本：マギー、松田裕子 演出：英勉、坪井敏雄 プロデューサー：瀬戸口克陽、高橋正尚 http://www.tbs.co.jp/kochikame/

第7話 2重人格!?純情白バイ警官珍デート!!
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部長が孫への誕生日の為に中川にプレゼントを購入するよう
頼む。大きなプレゼントを持ってきた中川だが退屈していた
両津は早速プレゼントを開けてしまう。中には三輪車が入って
いたが、はしゃぐ両津はハンドルを壊してしまう。

そんな中7丁目で引ったくり事件が発生したとの連絡を受ける。
現場に行くとすでにそこには交通機動隊の本田速人が対応に
当たっており、二人組の犯人が逃走する車をこづき回して止め
て犯人を捕まえる。捕まえた後にも鉄拳制裁とばかりに殴り
告げる粗暴な彼の姿に群衆達も引き気味の様子だった。

本田を派出所に招く。両津は昔からの知り合いで彼の性格を
知り尽くしていた。バイクから下ろすと嘘みたいに内気で気弱
な彼の姿があった。その姿に麗子と中川は驚く。
バイクに乗るときには"二輪の悪魔"と恐れられる彼が、目の前
で少女漫画を読んでいるのである。両津は先程壊した三輪車の
ハンドルを握らせると途端に性格が入れ替わる。まるでジキル
とハイドだわと麗子は呟く。
そんな中話は本田の恋愛話になる。両津は恋でも連敗している
彼のことを大笑いする。しかし本田は誰かに恋をしている様子
だった。
本田を尾行すると"かめのこ学園"の保育士、美佐先生に気が
有る様子。両津は本田の首根っこを掴んで美佐の元へと赴き、
強引にデートに誘う。すると園長がどこからとも無くやって
きてそれを阻止しようとする。
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こち亀でも有名なバイク狂の交通機動隊、本田速人を取り上げた
話だった。

漫画だとバイクに乗ったときの凄まじい破壊力が面白さを引き
出す訳だけど、実写だと流石にかなりしょぼい。
マジメで小心な一面と気性の荒い一面を描くと言うことで
内村光良起用だと思うが、少々イメージ的には合わなかった感じ
もする。ボブ・サップくらいのインパクトが無いと成立しない
キャラクターだよな。

本田は保育士の美佐に恋心を抱き、美佐もまた本田の優しい一面
に惹かれている部分がある。しかし問題は心優しいジキルではな
く、残酷な性格をしているハイド側の一面だ。

別に両津が演出しなくてもドラマが成立してしまうところが
今回のドラマの弱さだった。
邪魔しに来る園長もこの恋愛関係に入るには無理がある。
子供達を洗脳している辺りは面白さを生んでいる所も有ったのは
事実だが・・

バスジャックの件に於いても、強盗が子供達を狙う事に違和感
が有るし、本田を覚醒させるためにわざわざハンドルを投げ込ま
ないでも、スピーカーからバイクのエンジン音でも流せば良い
わけだし、なんとなくグタグダした流れだった。

両津勘吉 …… 香取慎吾
秋本カトリーヌ麗子 …… 香里奈
中川圭一 …… 速水もこみち
上野 …… なぎら健壱
熊田 …… つまみ枝豆
田端 …… 福井博章
トン吉 …… 畠山紫音
チン平 …… 高橋　晃
カン太 …… 吉田　翔
両津よね …… 柴田理恵
両津銀次 …… ラサール石井
大原部長 …… 伊武雅刀

本田速人 …… 内村光良 (交通機動隊)
美佐 …… 本上まなみ (保育士)
園長 …… 温水洋一 (かめのこ学園)
犯人 …… 前田健 (バスジャック)

ペ・ジョンミョン、平野貴大、芹澤興人、池田わたる、狩野竜平
松本修平、菊池翔空、小野寺文哉、小野寺慶之、川村幸輝
杉山優奈、岡部怜南、太田美来瑠

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)