メイド刑事

原作/早見裕司
脚本/真部千晶(1)(2)、波多野都(3)、岩下悠子、末安正子
監督/藤岡浩二郎、山下智彦、橋本一
プロデューサー/島川博篤、榎本美華、小柳憲子

http://www.tv-asahi.co.jp/meido/


第3話 潜入!天才女優(秘)撮影現場

--------------------------------------------------------
右京映画撮影所にあるお化け屋敷で女性が殺害されて発見され
る。亡くなったのは映画「戦国女子高生」に出演するはずの
女優・佐山えり。主演は大空瞳だが、この映画、呪われた映画
として噂され、事実映画の関係者が事故にあったり怪我をして
いたのである。衣装を着たまま死亡していたこと。主演女優の
大空瞳と衣装が似ていることから、彼女の変わりに殺害された
のではないかという。
海堂は葵に、大空瞳の女優志望の付き人として潜入し、ボディ
ガード兼この事件の真相を知るべく捜査を言い渡される。
--------------------------------------------------------

今回はこれまで二話を担当した真部千晶さんに変わり波多野都
が脚本を担当した話だった。

ドラマとしては女優・大空瞳に容疑の目を向けつつ、その動機
を探っていくもの。

冒頭から大空瞳に横暴な振る舞いをさせて、如何にも容疑者と
して顔を覗かせる。彼女が犯人なのかを疑っていくが、徐々に
彼女の人物像に迫るに従い、逆に俳優として仕事に真面目に
向き合っている様子が描かれていく。

言い争っていた原因がノートに有り、悪口ノートと称された
ものが存在すること。しかしそれとは別にノートが幸せをもた
らすものだと告げている事から、その辺の事実関係はどうな
っているのかを探る。

ドラマとしてはあまり気の利いた話しには映らなかったが、
映画撮影の場面をドラマの中に盛り込み、35mmフィルムで
映しているように意図したシーンはなかなか映像としても
美しく目に付いたシーン。

心持ちアクションシーンが多く盛り込まれた訳だが、流石に
1話目に見た殺陣のインパクトは無かったのが残念。


若槻葵 …… 福田沙紀 (海堂家で働く優秀なメイド。18歳)
海堂俊昭 …… 原田龍二 (京都府警・本部長)
梶正治 …… 的場浩司 (捜査一課・警部補)
坪内さくら …… 大島蓉子 (海堂家コック)
朝倉執事 …… 品川徹 (海堂家執事)
百瀬玲子 …… 中山恵 (捜査一課・刑事)
伊藤曜子 …… かでなれおん (レディース)

--- …… 蟹江敬三 (タイトルナレーション)
少女時代の葵 …… 前田莉緒

大空瞳 …… 中山忍 (女優)
青柳志朗 …… 神保悟志 (IT企業)
佐山えり …… 渋谷めぐみ (女優兼付き人)
井田森男 …… 小野寺丈 (事務所の専務)
吉本啓太郎監督 …… 団時朗 (監督)
前島 …… 山根誠示 (助監督)
高橋翔平 …… 岸本康太 (エキストラ)

川鶴晃裕、本山力、山本辰彦、高野由味子、矢部義章
西山清孝、桜蘭ハナ

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

inserted by FC2 system