メイド刑事

原作/早見裕司
脚本/真部千晶(1)(2)、波多野都(3)、岩下悠子、末安正子(4)
監督/藤岡浩二郎、山下智彦、橋本一
プロデューサー/島川博篤、榎本美華、小柳憲子

http://www.tv-asahi.co.jp/meido/


第4話 (秘)潜入京都祇園の女バトル

--------------------------------------------------------
クロワッサンで始まる朝に幸せを実感するアオイ。

そんな中、祇園のお茶屋・花村の舞妓・こま鈴が遺体で発見さ
れる。殺される直前に何者かと言い争っている声を聞いている
事、そして着物の袖から現場には生息していないコオロギが
発見される。
花街の人間は口が堅いことで有名。更に花街に通う政財界の
者達から町を荒らすなと言われ表だった捜査は難しい状況。
葵にお茶屋・花村の舞妓として潜入させ、犯人を探ることに
なる。
--------------------------------------------------------

今回の葵はメイドではなく舞妓に扮して潜入捜査を行う。

舞妓というだけ有って女性だらけの世界観。
先輩舞妓たちは京言葉を話せない葵に厳しく接してくるし、
女将である吉乃もとても躾に厳しい様子。

ドラマとしては茶屋・花村の二階の一室が鍵の付いた部屋と
言うこともあって怪しい雰囲気を醸し出す中、そこに犯人の
手がかりが有るのかどうかと言ったところ。

正直ドラマでは"お掃除"に突入するまでに、誰が犯人なのか
それを想像させる為のネタフリが一切無く、これだけで犯行を
立証するのは辛いのではないかと思わせる。

コオロギが最も有力な証拠で、ライターの持ち主が斉藤だと
いう事が分かる辺りの展開はちょっと胡散臭かったが、
一応犯行の動機が明確になったことや共犯者にもそれなりに
動機が含まれている点はまぁ良くできていたかな。

今回特筆すべきは兄弟で共演した本宮泰風と原田龍二だろうね。
一瞬芸妓と戯れているのは海堂俊昭なのかと思って驚いた。
こんな所で葵に見つかったらヤバくないかと思っていたところ
弟の本宮泰風さんだったのでビックリした。

それと菅野莉央ちゃんはいつの間にか舞妓さんを演じる程大きく
なっている事に驚くな。

若槻葵 …… 福田沙紀 (海堂家で働く優秀なメイド。18歳)
海堂俊昭 …… 原田龍二 (京都府警・本部長)
梶正治 …… 的場浩司 (捜査一課・警部補)
坪内さくら …… 大島蓉子 (海堂家コック)
朝倉執事 …… 品川徹 (海堂家執事)
百瀬玲子 …… 中山恵 (捜査一課・刑事)
伊藤曜子 …… かでなれおん (レディース)

--- …… 蟹江敬三 (タイトルナレーション)
少女時代の葵 …… 前田莉緒

早瀬吉乃 …… 相田翔子 (花村の女将)
庄司和彦 …… 中原丈雄 (和菓子屋の主人)
斉藤浩一 …… 本宮泰風 (弁護士)
鈴花 …… 石橋菜津美 (祇園のお茶屋・花村の舞妓)
桃花 …… 菅野莉央 (祇園のお茶屋・花村の舞妓)
雪花 …… 棚橋幸代 (祇園のお茶屋・花村の芸妓)
大友早苗 …… あきやまりこ (お茶屋・京ふくの女将)
こま鈴 …… 大石彩未 (祇園のお茶屋・花村の舞妓)
春香 …… 福井美都 (冒頭で辞める仕込み)

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

inserted by FC2 system