メイド刑事

原作/早見裕司
脚本/真部千晶(1)(2)(6)、波多野都(3)、岩下悠子(7)
末安正子(4)、ハセベバクシンオー(5)
監督/藤岡浩二郎、山下智彦、橋本一
プロデューサー/島川博篤、榎本美華、小柳憲子

http://www.tv-asahi.co.jp/meido/


第7話 監禁!オタク社長室のワナ

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工事現場の作業員がメイド服を着た女性が傷ついて倒れている
のを見かける。女性は西村加奈。すぐに救急車を呼ぶも脳挫傷
で亡くなってしまう。彼女は死ぬ直前に"螢"と"リバティー・
ゲイト"の事を口にする。
リバティー・ゲイトとはインターネットゲーム会社の事だった。
海堂本部長から最近メイド喫茶で働くメイドたちが失踪してい
る事を聞かされる葵。リバティー・ゲイトが何か関連が有る
のではないかという事で、社長の伊波光彦の自宅にメイドとし
て潜入することにする。
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メイド失踪と西村加奈が亡くなった事に何か関連があるのか。
加奈が残した言葉を頼りに捜査を繰り広げる。

ヲタクがらみのネタという事で萌える要素は当然あったが、
如何にもヲタクを強調するそのしつこさに逆に萎える部分も
多かった。

あんまり捜査らしい捜査もせず、結局強引に口を割らせると
いう暴挙に出た展開で、内容としてはかなり薄っぺらいもの
が有った。その証言を元に倉庫に行くとメイドたちは
監禁されて居るどころか自分たちが好んでココにいるという。

自分を切り売りしていると心がバラバラになるという部分に
説得力のあるシーンが一切描かれて居らず、彼女たちの心に
響かせて説き伏せるという内容でもないために、どうも消化
不良のまま終わってしまった感じが強い。

格闘シーンに於いても、葵vsレイリーには多少の見応えは
有ったが、塚越要絡みのシーンは酷く、完全に色物同士の
対決にしか見えなくなってしまったのが残念。

若槻葵 …… 福田沙紀 (海堂家で働く優秀なメイド。18歳)
海堂俊昭 …… 原田龍二 (京都府警・本部長)
梶正治 …… 的場浩司 (捜査一課・警部補)
坪内さくら …… 大島蓉子 (海堂家コック)
朝倉執事 …… 品川徹 (海堂家執事)
百瀬玲子 …… 中山恵 (捜査一課・刑事)
伊藤曜子 …… かでなれおん (レディース)

--- …… 蟹江敬三 (タイトルナレーション)
少女時代の葵 …… 前田莉緒

伊波光彦 …… 相島一之 (リバティー・ゲイト社長)
レイリー …… 山崎真実 (加奈の友人。メイド)
塚越要 …… 宮地真緒 (リバティー・ゲイトの取締役)
西村加奈 …… 山内明日 (メイド。多額の借金)
メイド喫茶店長 …… 藤岡太郎

芽衣、飛田尚美、前田侑里、三尾明日香、永吉訓、井上剛
寺西加織、瀬村優美、児玉菜々子、いぶさまなは、春留奈
澤田祐衣

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