メイド刑事

原作/早見裕司
脚本/真部千晶(1)(2)(6)、波多野都(3)(8)、岩下悠子(7)
末安正子(4)、ハセベバクシンオー(5)、松田知子(9)
監督/藤岡浩二郎、山下智彦、橋本一
プロデューサー/島川博篤、榎本美華、小柳憲子

http://www.tv-asahi.co.jp/meido/


第9話 グルメ評論家のウラの顔!

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140年の創業を迎える老舗割烹旅館"梅むら"の板長・門脇良太
が亡くなる。彼のblogには死にたいと書かれていた事で警察は
自殺として見ていた。

"梅むら"は2年連続で"旅館王"に輝いた実績があり、今年も
最終審査にまで残っている。翌週に最終審査を控えた時期での
板長の死亡に梅むらとしても大変な状況だった。

葵は"旅館王"の開催時期だけの限定で仲居として潜入すること
になる。
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枠的にはコメディが許されるものだが、これまでこのドラマは
結構硬派に描かれていた部分も有ったので、今回の様なキャラ
クターの作り込みは正直萎える。

特に旅館王子。
こんなのに旅館王の称号を貰っても何の権威も感じないし、
その他の審査員は大食いだったり、アイドルだったり。
必死になって称号を守ろうとする意味が分からない。。
まさに京の風紀を乱すような人物で、しかもこの一連の流れで
殺人事件が起こるというのは少々無理があるよう。
戦闘・格闘シーンなんて強引だよな。

分かってみればなんと王子が飲み物の中に毒を入れた事が
描かれているし、これで自殺として処理される意味が分から
ない。

捜査は結構地味に聞き込みと物証集めを繰り返していく。

ただ一連の展開の中で、王子に味覚障害があることが判明
するのは良いとしても、王子が板長から脅されていたという
事実にたどり着く物証は一切無かった。

結局若女将と女将の確執を描きたかったのか。

殺された板長は腕前が良く厳しい先代の教育を切り抜けて
きた人物なのに、方々から金を脅しとったり、梢に色目を
使ったり結構腹黒なところが意外と言えば意外な感じか。

玲子さんは無理矢理差し込まれたような役柄だったな。

若槻葵 …… 福田沙紀 (海堂家で働く優秀なメイド。18歳)
海堂俊昭 …… 原田龍二 (京都府警・本部長)
梶正治 …… 的場浩司 (捜査一課・警部補)
坪内さくら …… 大島蓉子 (海堂家コック)
朝倉執事 …… 品川徹 (海堂家執事)
百瀬玲子 …… 中山恵 (捜査一課・刑事)
伊藤曜子 …… かでなれおん (レディース)

--- …… 蟹江敬三 (タイトルナレーション)
少女時代の葵 …… 前田莉緒

西園寺透 …… 城咲仁 (旅館王子)
加賀見梢 …… 小沢真珠 (若女将)
加賀見鈴子 …… 黒田福美 (老舗割烹旅館"梅むら"女将)
加賀見幸広 …… 六角慎司 (息子で現板長)
門脇良太 …… 西村龍弥 (殺される板長)
立石愛子 …… 宮嶋麻衣 (仲居)

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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