メイド刑事

原作/早見裕司
脚本/真部千晶(1)(2)(6)、波多野都(3)(8)、岩下悠子(7)
末安正子(4)、ハセベバクシンオー(5)、松田知子(9)
監督/藤岡浩二郎、山下智彦、橋本一
プロデューサー/島川博篤、榎本美華、小柳憲子

http://www.tv-asahi.co.jp/meido/


第10話 潜入!京都(秘)エステの豪邸

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女性が夜道で襲われる事件が発生する。どちらの女性も巻き髪
で花柄の服を着ている。現在世間を賑わす美のカリスマ、
宇野粧子と間違えて襲ったのではないかという。彼女のblogに
も脅迫まがいの書き込みが確認され、ボディガードを付ける
よう忠告するが、彼女は断る。そこで葵がボディガード兼メイ
ドとして粧子に張り付き、狙う者の正体を掴めと命令される。

番組収録中の彼女。対応に出たのは姉でマネージャーの悦子
だった。快く応じてくれる悦子。しかし粧子は葵を見ると自ら
開発した美顔器を手渡しお引き取りを願う。その時前から謎の
黒人がやってくるのを見て葵は咄嗟に彼を捕まえる。彼れは
粧子の取り巻きのメンズの一人。しかし粧子は葵の身のこなし
を気に入り、彼女を雇うことになる。
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今回は美のカリスマを狙うものの正体を明らかにする。

姉妹の葛藤がメイン。
敵意をむき出しにする妹と、優して仕事上のフォローをしてく
れる姉。ドラマとしてのパターンを読み解けば明らかに姉側
が第一容疑者となる訳だが、果たして何故妹のことを襲おうと
しているのか。

何処かで見たことのある芸能人をパロッたような役柄の人たちで
構成されているが、メンズの存在とか奇妙な英語訛りのしゃべり
口に癖があり、硬派な展開からはやや外れてしまった感もする。
メンズの存在は後々格闘シーンで使うためだけに居るんじゃない
かという気もするし、何故戦うのかもイマイチ説得力はない。

ドラマも回を進める毎に殺陣がぞんざいになり、目を見張るよう
な要素に成り得ないところが残念。

シナリオとしてもイマイチ良く解らず、妹と姉の対立点が何処
にあるのか。姉妹に対するぞんざいな扱いなどが描かれていな
かったこともありそこまで憎むべき相手なのか理解に苦しむ面も
有る。親の居ない家庭と言うことで、本来まとめるべき姉の
存在が小さく、次女頼みになっている点で何らかの歪みが起きた
のだろうか。結局美貌が元で起きた嫉妬心だけが抽出された様な
内容となった。

若槻葵 …… 福田沙紀 (海堂家で働く優秀なメイド。18歳)
海堂俊昭 …… 原田龍二 (京都府警・本部長)
梶正治 …… 的場浩司 (捜査一課・警部補)
坪内さくら …… 大島蓉子 (海堂家コック)
朝倉執事 …… 品川徹 (海堂家執事)
百瀬玲子 …… 中山恵 (捜査一課・刑事)
伊藤曜子 …… かでなれおん (レディース)

--- …… 蟹江敬三 (タイトルナレーション)
少女時代の葵 …… 前田莉緒

宇野粧子 …… 横山めぐみ (次女、美のカリスマ)
宇野悦子 …… 宮地雅子 (長女、粧子のマネージャー)
宇野理香 …… 柳沢なな (三女、粧子が嫌い)
NIKKO …… ふせえり (美のカリスマ、粧子のライバル)
ボブ …… サミュエル・ポップ (粧子の取り巻き)
ジョニー …… 早川 進悟
メンズA …… 恒松 勇輝
メンズB …… 南誉士広
メンズC …… ゲイリー・Jコフマン
広野浩三 …… 山口幸晴 (キャバクラageあげ店長)
モデル …… 新井涼子
記者 …… 宇谷玲
配達人 …… 木村康志
ゲスト …… いわすとおる
ボーイ …… 林健太郎
通行人 …… 後藤健司
妙子 …… 車田妙子 (太ったキャバ嬢)

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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