メイド刑事

原作/早見裕司
脚本/真部千晶(1)(2)(6)(11)、波多野都(3)(8)(10)、岩下悠子(7)
末安正子(4)、ハセベバクシンオー(5)、松田知子(9)
監督/藤岡浩二郎、山下智彦、橋本一
プロデューサー/島川博篤、榎本美華、小柳憲子

http://www.tv-asahi.co.jp/meido/


第11話 衝撃海堂死す!?涙の代紋

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海堂俊昭の元に荷物が届く。中には時限式の爆弾が入っており
タイマーは無情にもカウントダウンしていく。しかし残り1の
数字が表示されたとき、タイマーは止まる。
海堂家に送られた爆弾は爆発しなかったが、他にも全部で三カ
所爆弾が送りつけられており、その内の一つ。土居重彦の家に
送られたものは爆発していた。
共通するのはエネルギー会議に出席する人物。
こんな卑怯な脅しに屈することは出来ないとして、海堂は葵に
もう一つの爆弾が送られた大隈武次郎教授の家を警護するよう
告げる。
葵はさくらから猿のお守りを受け取り任務を開始する。

大隈家にいくと、教授は妻の季和子のことを大切に思い、頭が
上がらない様子だった。季和子にきくとあの人は我が儘を
言うと喜ぶために敢えてそうしているとの口ぶり。教授は妻の
事をお嬢様だとして見ているが、部屋に戻ったときの季和子は
極普通の女性で有り、お嬢様っぽく振る舞っている方が大人の
世界では徳だという。部屋にいるときと外に出たときの季和子
の振る舞いの違いに葵は双子の姉妹ではないのかと驚く。
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爆弾が送りつけられた事には果たしてどんな意味が存在する
のか。

最終回にしてなんらかの重いテーマが存在するのではないか
と思わせつつ、実際には嫉妬心から来る男性の過激な行動が
発端だった。

殺害の理由がかなりシンプルなもので、呆気にとられる部分
では有るが、ミスリードのさせ方はなかなか上手かった。
ただ犯人の武次郎が矢が振ってきたとして襲われたことを
示唆する場面は急減に幼稚っぽい演出になってしまった。

格闘・戦闘シーンにしても、須藤元気に一挙に任せた方が
良かったと思う。大学生などが襲ってくる事でかなり幼稚な
感じに映った。

海堂俊昭が殺されたのではないかという展開だが、さくらの
お守りが何らかの防御的役割を果たすことは明らかなので、
あまり心配するような展開でもなかったかな。

続編がありそうな感じだね。

玲子いじりは凄かったな。梶に下着を履かせて貰うという。
ラッキーカラーを使った爆弾処理の辺りも面白かった。

若槻葵 …… 福田沙紀 (海堂家で働く優秀なメイド。18歳)
海堂俊昭 …… 原田龍二 (京都府警・本部長)
梶正治 …… 的場浩司 (捜査一課・警部補)
坪内さくら …… 大島蓉子 (海堂家コック)
朝倉執事 …… 品川徹 (海堂家執事)
百瀬玲子 …… 中山恵 (捜査一課・刑事)
伊藤曜子 …… かでなれおん (レディース)

--- …… 蟹江敬三 (タイトルナレーション)
少女時代の葵 …… 前田莉緒

大隈季和子 …… 国生さゆり (元百合山女学院のお嬢様)
大隈武次郎 …… 本田博太郎 (研究者)
島野公也 …… 須藤元気 (武次郎の助手)

内藤和也、吉田輝生、石川典佳

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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