魔女裁判

脚 本/前川洋一
プロデュース/関卓也、小池秀樹
演 出/加藤裕将、小原一隆

http://wwwz.fujitv.co.jp/majo/index.html


第4話 衝撃の法廷!裁判員制度初の流血事件

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徹の家に送られてきた小包には100万円が入っていた。
その日眠れなかった徹は翌日の裁判所に一番先に訪れる。
そこで徹は色で呼び合うのではなく名前で呼ぶことを提案。
今のままではまともに審議出来ないことを告げ、裁判員同士
の信頼感を以て挑もうと告げる。しかし短期間で信頼関係を
結ぶのは無理ではないかと告げられる。

一旦席を立った徹はメモ紙が置いてあることに気がつく。
今度は金だけでは済まさないというもの。一体魔女の手先は
誰なのか。

そんな中、第5回公判・証人尋問が行われる。
証人として連れてこられたのは亡くなった東条総一郎の弟の
東条英彦。彼はその場で被告が遺産目当てで殺害したとの見解
を告げる。
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脅されている者たちが吉岡に対して無罪に入れろと色々と工作
してくる展開の中、最後に衝撃的な展開が待ち受けていると
いう話だった。

一つの信念の元で動いていないとドラマとしてはその場限りの
サプライズを演出していて薄っぺらい展開のようにも思えて
くる。

何故吉岡徹が最後になって無罪に入れようと思ったのか。
これまでの努力や決意が無意味になり、主人公として骨太さ
を失っている気がする。
それに対して敵もまた雇い主が代わった様で、今度は有罪に
入れさせようと勢力を傾けてくる。

相変わらず吉岡徹が何故外部に脅されている事実を話さない
のかに対する説得力が無く、特に本宮香織に対して幾らでも
弁明する機会が有るにも関わらず自分の中で我慢してしまう。
その上でいずみの為に無罪にしようとしたならばこれ程滑稽な
ことは無いのかな。

パープルが操られている事を発見したまでは良かったが、その
後の反転ドラマを一切用意して居らず、殆どの人物が陪審コー
ディネーターによって操られている現実が分かっただけで、
絶望感を味わうだけ。
スタンガンでやっつけられる吉岡徹の姿を見たら、なんとも
芯のない主人公だなと思わされた。

自殺してしまった柏木鏡子。
死なないことを踏んでの彼女の演出なのか。
マスコミを利用しようとするも、無罪を証明する為の決定打は
なく、結局裁判自体は有罪の方向で進んでいくのか。

吉岡徹………生田斗真 (オレンジ:デザイナー)
渡部いずみ…加藤あい (ホワイト:主婦)
本宮香織……比嘉愛未 (新聞記者)
黒川竜一……鈴木亮平 (得体の知れない男)
柏木遥………忽那汐里 (鏡子の娘)

奥寺梨華……末永遥 (ドンペリピンク:キャバクラ)
田所秀雄……中村靖日 (パープル:理科教師)
井筒肇………山谷初男 (補充裁判員)
相馬卓………平方元基 (ブルー:法科大学院生)
根津芳子……中村果生莉 (補充裁判員)
内海信恵……松本じゅん (ピンク:介護ヘルパー)
進藤亮介……渡邉紘平 (弁護士)
大沢陽子……宍戸美和公 (検事)
水島真紀子…滝沢沙織 (得体の知れない女)

柏木鏡子……石田ゆり子 (被告:魔女)

美濃部学……岸博之 (裁判長)
北村武彦……野元学二 (裁判官)
塚田久美子……堀ひろこ
東条総一郎……早川純一 (被害者)
渡部舞……磯野光沙 (いずみの子供)
東条英彦……浜田晃

宮瀬茉祐子

中野順一朗、石井春花、吉田晋一、熊谷美香、友光小太郎
白石タダシ、西海健二郎、秋田宗好、富永健義、児玉美智子

富永健義、横山あきお、江藤純

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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