魔女裁判

脚 本/前川洋一、八津弘幸
プロデュース/関卓也、小池秀樹
演 出/加藤裕将、小原一隆

http://wwwz.fujitv.co.jp/majo/index.html


第5話 被告自殺!裁判員裁判が初の中断!

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被告人である柏木鏡子が拘置所内で自殺。
その事実を知っていずみは裏切られたのかも知れないと呟く。
裁判員達を脅してきたプロ組織が別の誰かに雇われたのではな
いかとの仮説に徹も頷く。もしかしたら無罪なのかも・・と。

一方魔女が自殺したことに気に入らないのは黒川竜一だった。
何故自殺したのかと呟く。そして魔女は火あぶりにされる運命
だとして高笑いする。

弁護士の進藤は会見を開く。記者からの質問は自殺したことは
罪を認めることではないのかとの追求に無言を貫く。
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一方的に組織にやられるばかりの裁判員だったが、徹はついに
反撃を開始する。

ようやく反撃開始と言うことでドラマが面白くなりそうだ。

今回は反撃のための準備段階と言うこともあり、敵の思惑を打
ち砕いたと宣言できるほどの材料はなかったが、それでも新たな
火種として、香織がいずみと徹のしている事に嫉妬や疑惑の念
を持つことで十分に準備段階に於いても興味を持たし続けたと
思う。

何故自分たちは脅さなければならないのか。
それは自分たちにつけ込まれるだけの弱味が有るからで有り、
それを取り除けば言うとおりに動く必要性は無くなる。

徹が母親に100万の工面を求めたときのオレオレ詐欺に間違われ
る辺りの砕け方とかなかなか面白かったし、常に見られている
事を利用して、上手く裏を突いた格好となる。

徹といずみが一緒に逢っているのを病室から遠巻きに覗いている
香織の視線がまた不気味すぎて笑えたが、いずみはともかく徹が
あの病院に赴いて鉢合わせするには微妙に無理が有ったような
気がしないでもない。

徹は100万円を借金しているわけだが、Tシャツという現物は有る
訳だし、何故それを売ろうとはしないと思っていたところ
で販売戦略。ただこの流れが個別販売という所で違和感はあった
し、この流れがダミーである事はその後いずみの家に行ったこと
で種明かしの前に予想が出来た。

さていよいよ黒川が徹の前に現れる。
当然携帯で彼の姿を撮影するくらいの知恵は有るだろう。
少しずつ味方を増やし、敵の素性を明らかにし、後々のために
脅されていたという証拠を確保しておくことこそ必要な行動だ
と思う。
香織が嫉妬に狂ってこの流れを邪魔しなければいいけどね。

それと今回はイマイチ影の薄い、水島真紀子役の滝沢沙織の
サービスショット、足の組み変えシーンが有ったのもポイント
高し。

吉岡徹………生田斗真 (オレンジ:デザイナー)
渡部いずみ…加藤あい (ホワイト:主婦)
本宮香織……比嘉愛未 (新聞記者)
黒川竜一……鈴木亮平 (得体の知れない男)
柏木遥………忽那汐里 (鏡子の娘)

奥寺梨華……末永遥 (ドンペリピンク:キャバクラ)
田所秀雄……中村靖日 (パープル:理科教師)
井筒肇………山谷初男 (補充裁判員)
相馬卓………平方元基 (ブルー:法科大学院生)
根津芳子……中村果生莉 (補充裁判員)
内海信恵……松本じゅん (ピンク:介護ヘルパー)
進藤亮介……渡邉紘平 (弁護士)
大沢陽子……宍戸美和公 (検事)
水島真紀子…滝沢沙織 (得体の知れない女)

柏木鏡子……石田ゆり子 (被告:魔女)

美濃部学……岸博之 (裁判長)
北村武彦……野元学二 (裁判官)
塚田久美子……堀ひろこ
東条総一郎……早川純一 (被害者)
渡部舞……磯野光沙 (いずみの子供)
東条英彦……浜田晃

宮瀬茉祐子

中野順一朗、石井春花、吉田晋一、熊谷美香、友光小太郎
白石タダシ、西海健二郎、秋田宗好、富永健義、児玉美智子

岡崎宏、土屋史子、上山奈緒美、中脇樹人、徳井広基、兎本有紀

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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