魔女裁判

脚 本/前川洋一、八津弘幸
プロデュース/関卓也、小池秀樹
演 出/加藤裕将、小原一隆

http://wwwz.fujitv.co.jp/majo/index.html


第6話 魔女自殺の真相

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黒川が徹の前に現れた。魔女を有罪に入れれば全ての問題は
解決するという黒川に怒りを感じた徹は駆け寄るが、既に彼は
居なくなっていた。
一方自殺を図った柏木鏡子の目が覚める。近くにいたのは香織
だった。鏡子は香織に争っていること自体が虚しくなった事を
告げ、例え無罪になろうとも愛する人が戻ってくることはない
事。あの人への思いを証明したかったが、今は娘の事を思うと
軽はずみなことをしたと反省する。

徹の前にTシャツにプリントした店の店主がやってくる。100万
円を返すにはまだ時間がかかるであろう事を伝えると、店主は
既に振り込まれている事を告げ領収書を手渡すのだった。
徹は咄嗟に進藤弁護士の仕業だと感じる。
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いよいよ徹が反撃を開始する。
進藤弁護士に掛け合い、裁判員が脅されている理由を聞き出し
解決に向かわせる話だった。

ドラマとしては展開が七転八倒し、主導権を誰が握っているのか
によって興味深い内容となっている。徹と黒川の間だけの問題
かと思えば、実はみな魔女・鏡子の心理戦によって操られて
いたのではないかと思わせる部分は良くできていると思う。

ドラマの中では完全に金と強請が幅を利かせており、黒川の都合
によってみんながみんな簡単に操られている様子が伺える。

今回はその中でも裁判員ではない本宮香織の動きを封じたこと
で、上手く香織も黒幕を暴く動きに参戦させる事が出来るので
はないか。

さて徹は被告の弁護士から100万円を支払ってもらっているが、
これって黒川から金を出してもらうのと、どう違いがあるのだ
ろうか?端から見れば完全に徹も犯罪に手を染めている。
ピンクに対して金を支払っているが、ピンクが逮捕される事で
その金の流れも明らかになって、最終的には黒川にまで繋がって
いくという事で一件落着にはならないのか。

いずみの事を再び操ろうとしているが、どういう計画なのか。
それと新たに二人の裁判員が補充されると言うことで、彼らが
物語にどう関わってくるのか。ブラウンは夫から虐待を受けて
いる感じだね。

吉岡徹………生田斗真 (オレンジ:デザイナー)
渡部いずみ…加藤あい (ホワイト:主婦)
本宮香織……比嘉愛未 (新聞記者)
黒川竜一……鈴木亮平 (得体の知れない男)
柏木遥………忽那汐里 (鏡子の娘)

奥寺梨華……末永遥 (ドンペリピンク:キャバクラ)
田所秀雄……中村靖日 (パープル:理科教師)
井筒肇………山谷初男 (補充裁判員)
相馬卓………平方元基 (ブルー:法科大学院生)
根津芳子……中村果生莉 (補充裁判員)
内海信恵……松本じゅん (ピンク:介護ヘルパー)
進藤亮介……渡邉紘平 (弁護士)
大沢陽子……宍戸美和公 (検事)
水島真紀子…滝沢沙織 (得体の知れない女)

柏木鏡子……石田ゆり子 (被告:魔女)

美濃部学……岸博之 (裁判長)
北村武彦……野元学二 (裁判官)
塚田久美子……堀ひろこ
東条総一郎……早川純一 (被害者)
渡部舞……磯野光沙 (いずみの子供)
東条英彦……浜田晃

本間ひとし、進藤学、小島康志、児玉美智子
白石タダシ、富永健義、和田宗子、森永健司、徳井広基

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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