魔女裁判

脚 本/前川洋一、八津弘幸
プロデュース/関卓也、小池秀樹
演 出/加藤裕将、小原一隆

http://wwwz.fujitv.co.jp/majo/index.html


第8話 犯人は白!?殴りかかる女

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いずみの夫が急遽出張先の外国から帰国する。

徹は心配かけた香織に暫く一緒に暮らそうと声を掛ける。
しかし徹が居ない隙に見た携帯電話にはいずみからの電話。
席を外した徹はいずみに電話を入れ、今回の件は香織が行った
ことだと語りもしかすると魔女がし向けたのかもしけない事、
そして裁判員を下りるかも知れないと告げる。しかし勝手に
辞めたりするとアイツらが何をしてくるか分からないといずみ
は不安を口にする。

いずみは夫にこれまでの事を全て相談すると、夫は警察に行こ
うという。それが出来ないと分かるといずみも舞もオレが守る
と告げる。
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なんと黒川はいずみの夫だった。
なんとも嘘臭いこじつけにしらけさせる展開で、生活感を感じ
ない。この夫婦どうやって出会ったのだろうか?アメリカで
裁判員コーディネーターを学んで来たというフレコミだった
気がするが、その時も出張という名目で出掛けたのか?
そんな妻が裁判員に選ばれたのは偶然で、怖がる妻を上から
目線で楽しく見続けるというなんとも変な話だ。

シルバーさんがあっさり色仕掛けで落とされていたと分かる
辺りの愛嬌は感じるのだが、いずみが唐突に金を持って
教育ママとばかりに子供を名門校に入れようとする辺りに
どうも説得力を感じない。

だが、今回はそれ以上に香織の豹変ぶりが唐突すぎてやや
ついて行けない所にまで行ってしまった気がする。

唯一今回は徹が出し抜こうとして東条英彦の車にGPSを仕掛け
た一連の展開は面白かった。
倉庫まで到達するも、なんであんな一瞬で事務所を撤去できた
のだろうか。あの部屋を調べれば犯人たちの素性が分かる証拠の
数々が残っているハズ。香織経由で科捜研の友達でも紹介して
もらい指紋の採取でもして貰った方がいい気がする。

今回は新たな目撃証言によりその信憑性を確かめるために
実況見分になる。まさか一連の展開で刑事達が調べ上げられな
かった事が分かるのかと思ったがそれはなかった。香織が
柏木鏡子に乗り移られた如く、同じ轍を踏むという辺りは
面白いと感じるのか、嘘臭いと感じるかで評価が分かれる内容
だと思う。決して悪くはないのだが、一連の魔女裁判に集中
しているときに、やや邪魔な要素として存在しているような
気がしないでもない。

吉岡徹………生田斗真 (オレンジ:デザイナー)
渡部いずみ…加藤あい (ホワイト:主婦)
本宮香織……比嘉愛未 (新聞記者)
黒川竜一……鈴木亮平 (得体の知れない男)
柏木遥………忽那汐里 (鏡子の娘)

奥寺梨華……末永遥 (ドンペリピンク:キャバクラ)
田所秀雄……中村靖日 (パープル:理科教師)
井筒肇………山谷初男 (補充裁判員)
相馬卓………平方元基 (ブルー:法科大学院生)
根津芳子……中村果生莉 (補充裁判員)
内海信恵……松本じゅん (ピンク:介護ヘルパー)
進藤亮介……渡邉紘平 (弁護士)
大沢陽子……宍戸美和公 (検事)
水島真紀子…滝沢沙織 (得体の知れない女)

柏木鏡子……石田ゆり子 (被告:魔女)

美濃部学……岸博之 (裁判長)
北村武彦……野元学二 (裁判官)
塚田久美子……堀ひろこ
東条総一郎……早川純一 (被害者)
渡部舞……磯野光沙 (いずみの子供)
東条英彦……浜田晃

横山あきお、児玉美智子、林凌雅、堤匡孝、横塚真之介、真口達子

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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