メイちゃんの執事 脚本／古家 和尚 演出／石川 淳一、木下 高男 http://wwwz.fujitv.co.jp/mei-chan/index.html

第7話 オレがそばにいる
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"時のない館"に連れてこられたメイと剣人。
そこで多美は今までの態度が嘘のようにメイたちに敵意をむき
出しにすると、全てはルチア様の為だとして襲いかかろうとす
る。デュエル中に森でメイを襲った出来事や、写真をバラまい
たのも全ては多美が行ったことであることを知る。
この場所はかつてお嬢様と執事が亡くなった場所である事を
聞かされる。そしてメイさえこの学園に来なければ、色んな奴
が傷つかずに済んだとして、全てはメイの責任であるとする。
更に理人を苦しめているのもメイの責任だと言われ、聖ルチア
に秩序を取り戻すとして、多美は部下の人間達と共にメイと
剣人に向かって襲いかかってくるのだった。
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これまでの展開の中で、メイと生徒達の関係がきちんと描かれ
ていたと感じられれば、今回のドラマはとても良い感じのドラ
マに映ると思う。
メイの事を何とか学園に引き留めようとするクラスメイトたち
の奔走する様子に共感出来て、面白可笑しく見ることが出来た
だろう。

なかなか人と人との関係を強固なものにするのは難しいもので
一度や二度対決したり、助け合ったからと言って、本当に引き
留めようとする行動を起こすのかどうか。

冒頭の展開はかなり幼稚な感じ。
やっぱりこのドラマではアクションシーンは描かない方が良い。
幾ら敵対しているからと言って、本当に多美がメイを殺そ
うとしている訳が無く、ナイフを持って襲ってきても展開上
本気でメイを倒そうとしているには見えないのだ。

殺せるのに殺そうとしない。倒せるのに倒そうとしない。
多美の件にしてもみんなに話せるのに話そうとしない。
何故容易に出来ることをしようとはしないのか。
この辺の駆け引きに於いてもう少しシナリオを上手く描けて
いけば面白く見ることが出来るのだと思う。

多美の執事・神田が多美の事を純粋に守ろうとしている辺りが
健気で良い。これ以外の執事は信頼しているとは口先ばかりで
理人も含めて甘ったるい関係にしか見えない所がこのドラマの
失敗しているところだと思う。

柴田 理人 …… 水嶋 ヒロ
東雲 メイ …… 榮倉 奈々
柴田 剣人 …… 佐藤 健
ルチア …… 山田 優 (学園最高の淑女の称号)

竜恩寺 泉 …… 岩佐 真悠子 (太陽ランク、学年長)
華山 リカ …… 大政 絢 (月ランク)
夏目 不二子 …… 中別府 葵 (月ランク)
天羽 凛 …… 忽那 汐里 (月ランク)
麻々原 みるく …… 吉田 里琴 (月ランク/飛び級)
山田 多美 …… 谷村 美月 (陰＜オンブラ＞の生徒)
松城 ひかる …… 中村 知世 (月ランク)
竹ノ宮奈央 …… 小嶋陽葉 (月ランク)
梅宮京子 …… 小林きな子 (月ランク)
上村香織 …… 菊里ひかり (月ランク)
中野ゆう子 …… 秋山多奈 (月ランク)

忍 …… 向井 理 (ルチアの執事)
木場 …… 夕輝 壽太 (泉の執事)
青山 …… 真山 明大 (リカの執事)
根津 …… 姜 暢雄 (不二子の執事)
四谷 …… 丸山 智己 (凛の執事)
大門 …… 鈴木 亮平 (みるくの執事)
神田 …… 阿部 進之介 (多美の執事)
乃木坂 …… 君沢ユウキ (奈央の執事)
六本木 …… 加藤慶祐 (京子の執事)
中目黒 …… 山口賢貴 (香織の執事)
御徒町 …… 鹿内大嗣 (ゆう子の執事)

仲本夏美 …… 星井七瀬 (メイの親友)
仲本冬美 …… 北川弘美 (夏美の姉)
仲本秋子 …… 石野真子 (母)
仲本春平 …… 杉本哲太 (父)
ローズ …… 堀内敬子 (学園長)
桜庭 …… 鈴木浩介 (ローズの執事)
東雲周太郎 …… 橋爪淳
東雲ユウ …… 山下容莉枝
本郷金太郎 …… 津川雅彦 (メイの祖父)

南圭介、ホラン千秋、高木万平、高木心平、山本彩乃
石橋菜津美、橋爪淳、臼田あさ美

評価：★★★★☆☆☆☆☆☆ (4.0)