メイちゃんの執事

脚本/古家 和尚
演出/石川 淳一、木下 高男

http://wwwz.fujitv.co.jp/mei-chan/index.html


第10話 ラストkiss

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デュエロに挑むことになっていた理人は、多美の放った矢に
よって倒れる。いざ決戦の時には包帯を巻いて出場するが、
力の差は歴然としていた。
傷ついていく理人を見かねたルチアはメイに負けを認めるよう
言ってくる。しかし信じてくだされば信頼に応えるという理人
の言葉を思い出し、執事を最後まで信じることにする。
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自分のために傷つき、そして戦ってくれる男性を女性は求めて
いるのでしょうか。まさに女性の欲求を満たすばかりの展開が
目の前で繰り広げられ、傷つく理人に対して信じるという言葉
を以て見守るばかりのメイ。しかし何より信頼を力に変えてい
くというのは如何にも漫画原作っぽい感じの展開。

忍がルチアの事を思うがゆえの行動が時に怪しく思えた時期も
有ったが、最後、特にサプライズが有ったわけでもない。どんなに
ルチアが願おうとも失望しようとも理人がメイのものである事
に変わりなく、その失恋の受け皿として忍が上手く配置されて
いたというだけのことだった。

最後はメイが理人と剣人の両方から慕われていて、両手に花
のような状態だった。女性が理想とするシチュエーションなの
か?私の為に奪い合って欲しいとでも?

これまでの展開を見ていれば剣人が二人の間に入るのは難しい
と思われるが、理人が言うように、メイには幼馴染みである
剣人の前でしか見せない顔が有るというように、相手への
配慮も忘れずに喧嘩させないような展開を用意した。
今のままでは勝てないと踏んだのか、留学に向かう剣人。
だが留学したところで理人に勝つのは難しい気がする。

本郷家の後継者の問題はどうでも良いか。
こんな縛りがない方がドラマとして面白く見られたかも。
寧ろ学園生活をもっと重点に置いたドラマの方が見たかった
気がするな。

柴田 理人 …… 水嶋 ヒロ
東雲 メイ …… 榮倉 奈々
柴田 剣人 …… 佐藤 健
ルチア …… 山田 優 (学園最高の淑女の称号)

竜恩寺 泉 …… 岩佐 真悠子 (太陽ランク、学年長)
華山 リカ …… 大政 絢 (月ランク)
夏目 不二子 …… 中別府 葵 (月ランク)
天羽 凛 …… 忽那 汐里 (月ランク)
麻々原 みるく …… 吉田 里琴 (月ランク/飛び級)
山田 多美 …… 谷村 美月 (陰<オンブラ>の生徒)
松城 ひかる …… 中村 知世 (月ランク)
竹ノ宮奈央 …… 小嶋陽葉 (月ランク)
梅宮京子 …… 小林きな子 (月ランク)
上村香織 …… 菊里ひかり (月ランク)
中野ゆう子 …… 秋山多奈 (月ランク)

忍 …… 向井 理 (ルチアの執事)
木場 …… 夕輝 壽太 (泉の執事)
青山 …… 真山 明大 (リカの執事)
根津 …… 姜 暢雄 (不二子の執事)
四谷 …… 丸山 智己 (凛の執事)
大門 …… 鈴木 亮平 (みるくの執事)
神田 …… 阿部 進之介 (多美の執事)
乃木坂 …… 君沢ユウキ (奈央の執事)
六本木 …… 加藤慶祐 (京子の執事)
中目黒 …… 山口賢貴 (香織の執事)
御徒町 …… 鹿内大嗣 (ゆう子の執事)

仲本夏美 …… 星井七瀬 (メイの親友)
仲本冬美 …… 北川弘美 (夏美の姉)
仲本秋子 …… 石野真子 (母)
仲本春平 …… 杉本哲太 (父)
ローズ …… 堀内敬子 (学園長)
桜庭 …… 鈴木浩介 (ローズの執事)
東雲周太郎 …… 橋爪淳
東雲ユウ …… 山下容莉枝
本郷金太郎 …… 津川雅彦 (メイの祖父)

南圭介、ホラン千秋、高木万平、高木心平、山本彩乃
石橋菜津美、橋爪淳、臼田あさ美

小木茂光

評価:★★★★☆☆☆☆☆☆ (4.0)

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