名探偵の掟

脚本/大石哲也 他
演出/宮下健作 他
プロデューサー/関拓也、高野渉

http://www.tv-asahi.co.jp/meitantei/


第2話 消える凶器!?


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アリアケ流星群の有る晩に山奥の旅館の中庭で男性が亡くなる。
亡くなったのは製薬会社の社長・町田清一郎。旅館は彼の弟・
清二が経営するもので、この日天体好きの彼は流星群を見るた
めにやってきたらしい。清一郎は愛人・桃川好美と一緒に
来ており、正妻の恵子とは結婚一年目から仲違いし、現在は
別居状態。
遺体は胸と手と足を鋭利な凶器で刺されており、遺体の周りに
は血の飛び散った跡が残っていた。
たまたま休暇でこの旅館に泊まっていた大河原番三は、亡くな
る時に悲鳴を聞いており、大五郎もまたアリアケ流星群の観測
の為に近くに来ていた。
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うーんやっぱり面白くないな。
こういうコメディドラマって好みがあると思うので、好き嫌い
は分かれそうだね。

探偵ドラマとしての皮肉・パロディならば、「33分探偵」の
方が明らかにスパイスが効いているし、ドラマの段取りや
崩し方など足下にも及ばない感じ。

このドラマを見ていると正直、途中の過程の中に面白味は存在
せず、プロローグとエピローグにばかり興味が詰まっている。

今回の場合、予想外に恵子の当日の足取りが現場近くで見つか
ってしまった事によって、大五郎が全貌を暴く前に犯人が捕ま
ってしまうかもしれないというシチュエーションは多少面白か
ったのだが、それ以外は殆ど睡魔との戦いだった。

有る程度本格的な内容を求めるならば細部に拘る必要があるし、
コメディならばもっとキャラクターの役割を突っ込む以上に
杓子定規な展開をこき下ろす必要が有ると思う。

天下一大五郎 …… 松田翔太 (23歳・名探偵)
藤井茉奈 …… 香椎由宇 (23歳・捜査一課の新人)
大河原番三 …… 木村祐一 (45歳・捜査一課の警部)

森山瑞希 …… ちすん (25歳・捜査一課・女性警察官)
植松慶太 …… 入江甚儀 (17歳・カフェ店員)

町田清一郎 …… 武田光太郎 (製薬会社社長)
町田恵子 …… 伊藤かずえ (清一郎の妻。結婚15年)
桃川好美 …… 黒坂真美 (清一郎の愛人)
清二 …… 山下規介 (清一郎の弟。旅館経営)
泰子 …… 藤崎桐子 (清二の妻)
宮本治 …… 三浦涼介 (ゲイ。製薬会社に勤める)
結城明 …… 山根和馬 (ゲイ)

齋藤友恵、名倉雅之、光永由佳、山梨雅子、若松大輔
橋本クニエ

評価:★★★☆☆☆☆☆☆☆ (3.0)

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