オトメン 乙男

脚本:野口照夫、栗原鞠記、半澤律子、吹原幸太
プロデュース:関谷正征
演出:谷村政樹

http://wwwz.fujitv.co.jp/otomen/index.html


第2話 猟奇的な親子

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授業参加の日、"僕のお父さん"という題材で作文が読まれる。
飛鳥は母の前で、父は小三の時に女の人になりたいとして
出て行ったという事が元で母親は倒れてしまう。病床に伏せる
母親の前で飛鳥は、父親みたいにならないと誓う。

学校で都塚りょうから頼まれごとをする飛鳥。
それは"パパになってほしい"というもの。話しを聞くと託児所
の手伝いをして欲しいというものだった。
りょうの自宅に行くと彼女の父・猛から住居侵入で捕まって
しまう。学校の友達だと告げるりょうだが、その時エプロン姿
をしていた飛鳥らを見て軟弱な男達と付き合うのは許さないと
娘に告げる。

託児所に行くと子供達を遊びに付かせようとする。
りょうは子供達にレスリングを行わせる。幼い頃から父親に
格闘技ばかりを身に付けさせられた彼女。
託児所は終業時間になるも、子供の一人ゲンくんの父親の
迎えが遅れていた。お腹を空かせるゲンくんにりょうは料理
を作ると言うが生卵を出しただけのもの。それを見て飛鳥は
変わりにホットケーキを作ってあげる。その手際の良さに驚く
りょうは、明後日は父親の誕生日なので何か作ってあげたい
事を口にすると、飛鳥は手伝うことを約束する。
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前回りょうから、"あなたは可愛いです。守ってあげたくなる"
と言われたことに対してアンサー的な内容だった。

りょうの中の男性化が次々とサプライズとして登場し、飛鳥
は自分を出すことを拒んでいる中で、充太のアドバイスも
有って、彼は自分自身を偽ることを辞めるといった展開を
用意する。

りょうの父・猛だったり、飛鳥の母・浄美が対極的な位置に
居るという所が展開上都合良くて出来ている感じにしか見え
無いが、それを許してあげたくなるような内容だ。

今回は猛に対して飛鳥の男性的な部分と女性的な部分を見せる
事で受け入れられ、ついには女性として受け入れることを娘
に告げるという何とも不思議なシナリオ。

当事者である二人が今時の高校生とは思えないほどに、純情で
丁寧な言葉遣いをしているところに好感がもてるドラマだね。
りょうが飛鳥に対して発する言葉には、時々ドキっとさせられる
事があるな。

正宗飛鳥 …… 岡田将生 (料理や可愛い物好き)
都塚りょう …… 夏帆 (男のようにして育てられた)
多武峰一 …… 木村了 (金原学園2年。)
有明大和 …… 瀬戸康史 (飛鳥を先生と呼んで慕う)
橘充太 …… 佐野和真 (飛鳥がオトメンだと疑う)
小針田 雅 …… 桐谷美玲 (ちょっとタカビーな飛鳥好き)
黒川樹虎 …… 市川知宏 (銀百合学園2年A組。華道部。)
橘久利子 …… 武井咲 (銀百合学園1年。充太の妹。)
花沢夢子 …… 柳原可奈子 (担任の教師)
都塚猛 …… 高田延彦 (りょうの父)
城之内ミラ …… 鶴見辰吾 (父:本名、正宗主水乃介)
正宗浄美 …… 山本未來 (母)

田辺季正、澤部佑、岩井勇気、志保、中村朝佳、高月彩良

アントキの猪木、阿部亮平、北沢仁、吉勝、山崎昇
青柳文太郎、伊藤麻実子、熊谷美香、橋本しずく
浅川野絵、山下俊平、あやか、浦ちあき、三好博道、田中知史
こいけけいこ、播めぐみ、小川暖奈、松浦志穂、田中泰宏
野田幸宏、芦沢統人、大桶純一、松谷裕紀、須田拓也
木村ビデヲ、赤羽奈々瀬、風藤康二、松原義和

日向ななみ、ノッチ、澁谷武尊、川田希、渡辺裕樹、平良千春
小野寺文哉、小野寺慶之、大谷駿空

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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