Q.E.D.証明終了

原作者/加藤元浩
脚本/藤本有紀
演出/伊勢田雅也

http://www.nhk.or.jp/drama8/qed/


第7話 エレファント!〜謎の海賊の正体は!?


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いつものように登校する可奈と想の前にジャックと名乗る海賊
が生徒を相手に語っている姿を目撃。主に宇宙について語って
いるジャックだが、殆どの人が嫌がり逃げていく中で、UFOマ
ニアのモルダーだけは真剣に話しを聞いていた。
学校に着くと探偵同好会のクイーンやホームズたちに、海賊が
語る宝の件でモルダーが話し合っている姿を立ち聞きした
可奈は自分もその話に混ぜてもらうことになる。
放課後、四人でジャックの元を訪れる。
ジャックはビルの前に立つとここに宝があるとして、四人を
引き連れ中へと入っていく。そしてサザン物産のオフィスの
前に来るとまるで自分の家に入るかのように勝手に中へと
足を踏み込んでいくジャック。入り口には監視カメラが有った
ことも有り、入ることを躊躇うが取りあえず中へと足を踏み入
れると、100kg以上の重い金庫が有った。とてもじゃないが
全員でも動かせそうにない金庫。これが宝だとしてジャックは
運び出せと命令するも、犯罪の片棒を担ぐことは出来ず、四人
の生徒は逃げ出すことになる。
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ドラマとしては難しい言葉が飛び交う流れだったけれど、
問題の着眼点を金庫の話に集中した点は良くできている内容
だ。

ただ金庫を運ぶときに使う"コーヒーカップの様なもの"と表現
する辺りの展開はもう少し分かりやすい形でヒントを提示して
居た方が良いと思う。

殺人事件などを追う話ではなく、学生が解決していく話なので
こういう展開が本来はベストだ。

しかし主人公は随分と偉い人のようなのに、まるでホームレス
の様に船に泊まっているという設定だったり、監視カメラの
映像も深夜に侵入した様子は映っているハズなのに意図的に
その場面だけ飛ばしているところだったり、企業のオフィスに
容易に出たり入ったり出来る所などは、ちょっと都合が良すぎる
感じはする。その辺を修正できればドラマとしては面白いと
思う。

水原可奈………高橋愛 (高校2年生)
燈馬想………中村蒼 (天才少年)
水原幸太郎………石黒賢 (可奈の父。警部)
笹塚真人………富岡晃一郎 (幸太郎の部下の中堅刑事)

ジャック………袴田吉彦
南武沙織………古村比呂
クイーン………垣内彩未
ホームズ………広瀬斗史輝
モルダー………渋谷謙人

女子社員………元木千早
女子社員………松下さら
堀田医師………斎藤あきら

マーク・チネリー、サムエル・ポップ・エニング、土屋麻里奈
大平隆行

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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