RESCUE 〜特別高度救助隊

脚本/山浦雅大、八津弘幸
プロデューサー/加藤章一、佐藤敦司
演出/倉貫健二郎、松田礼人

http://www.tbs.co.jp/rescue2009/


第2話 横浜炎上!ビル崩壊絶体絶命の大パニック救え!
要救助527名


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可燃性ガスの濃度が限界点を越えた現場で、脱出しようとする
瞬間、3班の古賀敏也が救助者の女性を発見し連れ出す。
工場の外に出た瞬間現場は爆発し間一髪助かる。しかし連れ出
した女性は人間ではなくマネキンだった事で、一緒に活動を
していた5班のメンバーからは馬鹿にされる。
更に訓練所に戻ったときには3班はお笑いのネタとされた。
しかし教官の大八木が不合格の烙印を押したのは3班ではなく
5班だった。最も尊重すべき救助者の立場に立った救助法を怠
った事が原因だった。

その後も訓練で古賀は常に不甲斐ない成績を出し続け、大八木
は古賀に対しても不合格を言い渡す。しかしその言葉に待った
をかけるのは大地だった。同じ班の仲間だからという理由で
待ったをかけた大地に、大八木は有る条件を出す。それは
救助大会で優勝経験の有る1班の不動雅志との勝負に勝てば
古賀の不合格は取り消すという。しかし負けた場合には連帯
責任として大地もまた一緒に不合格にするというものだった。
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3班には訓練に付いてこられない古賀敏也という人物が居た。
大地は古賀がSRになりたいという意思を知り、必死に庇うが
それでも他人を気遣うには限界の所まで来ていた。
果たして大地は非情な決断をするのか。

もの凄いサバイバル戦が用意されている中で、古賀敏也という
落第生が真っ先に落ちない事に対する不自然さは存在するが、
それを上回るだけのチームワークが存在したという展開だ。

少しずつ段階が進む毎に軽い気持ちでSRを目指していた人も
引き締まった顔になっていく。

今回は3班の中でも井川省吾の事情が語られた。
意外にもSRに対する拘りが無く、妹・美香の事を勇気づける
為だけに起こした行動だった。
美香が火災の中に閉じこめられる描写の不自然さが目に付くが
SRの行動の中から、今の大地に必要な物をつかみ取っていく
という展開上、有る程度仕方がないことかな。

自分の限界を知ることは恥ずかしいことではない。
自分自身で答えを見つけるしかない。
そう告げるSRの徳永克己の態度がとても格好良く描かれていた。
火災現場で置き去りにされる葛城康介の為に火の中に飛び込む
彼らの格好良い勇士が見られるという事だけでも、SRを目指す
候補生の上手い手本になっているなという感じ。

大地らのチームワークを見てあおいが勇気づけられるという
展開はベタだけど、あまり恋愛感情を出さずに影響し合える
関係に止めておいた方が良いと思う。

北島大地 ……… 中丸雄一 (3班)
手塚 豊 ……… 増田貴久 (2班)
不動雅志 ……… 山本裕典 (1班)
井川省吾 ……… 石黒英雄 (3班)
小日向剛 ……… 大東俊介 (3班)
古賀敏也 ……… 浅利陽介 (3班)
岸龍太郎 ……… 加治将樹 (2班)
須崎 修 ……… 山田親太朗 (1班)
  ○  
前園あおい ……… 市川由衣 (救急隊隊員)
水野明日香 ……… 笛木優子 (救急隊隊員)
紺野奈緒 ……… 西原亜希 (司令センターの司令管制員)
李 鈴鈴 ……… 橋本真実 (料理店)

五十嵐八郎 ……… 田中要次 (SR)
加納伸介 ……… 照英 (SR)
佃 陽平 ……… 高橋 洋 (SR)
陳さん ……… 佐藤二朗 (料理店)
本間雄彦 ……… 矢島健一 (横浜市安全管理局 司令本部長)
  ○  
宮崎志郎 ……… 山本耕史 (レンジャー隊の隊員)
大八木誠司 ……… 山下真司 (教官)
真田隆正 ……… 夏八木 勲 (横浜市安全管理局局長)
芹沢 忍 ……… 石橋 凌 (横浜市安全管理局 警防課 管理官)
葛城康介 ……… 要 潤 (SR)
徳永克己 ……… 石黒 賢 (SR)

井川美香 ……… 金澤美穂 (省吾の妹。車椅子)

江畑浩規、内田健介、平山祐介、杉崎真宏、河本邦弘
CHIKARA、西本宗佑、福島和弘、小川祐弥、長町太郎
末野卓磨、宇賀神亮介
椋田涼、渡部忍、KENROKU、宮平安春、宮崎強、松田貴盛
小谷つくる、太田靖則、笹尾ケンシロウ

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