RESCUE 〜特別高度救助隊

脚本/山浦雅大、八津弘幸
プロデューサー/加藤章一、佐藤敦司
演出/倉貫健二郎、松田礼人

http://www.tbs.co.jp/rescue2009/


第4話 発火ガス大量発生!!横浜地下、全焼か!?史上最大の救出劇


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水再生センターからの通報を受け向かった大八木教官率いる
訓練生。一度は子供の誤報として処理されようとしていたが、
念のために捜索すると、誤報ではなく要救助者が発信したもの
である事が分かる。すぐに地下室へと赴き、救助に当たるが、
地下と地上を結ぶ通路が厳重なシャッターの誤動作により
閉じてしまい救助者や訓練生は監禁状態になる。更に最悪な
事に現場ではモノシランガスの発生により、空気に触れるだけ
で自然発火するという状況である事が分かる。次々とパイプを
伝って炎上を続け、生存者達の居場所が無くなっていく。
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まるで残り5分の猶予が、映画「エイリアン」でのラスト辺りの
顛末を思わせる。あれくらい恐怖感を煽る事が出来るとこの
ドラマももっと凄いことになったんだろうけどね。

ドラマは地上への連絡通路を失うという描写がかなり胡散臭か
ったが、その辺に目を瞑ればなかなか良くできた話しだった。

特に仲間の存在を受け入れることが出来ない不動に、その存在の
大きさを伝わらせるにはどうしたら良いのかを、訓練生たちの
"仲間を絶対に見捨てない"精神に便乗して描いたところはよく
出来ていたのではないか。若干この精神が諄く感じられた部分
も有るし、上官の命令は絶対であるにもかかわらず、全く聞き
分けのない訓練生の姿を見ると微妙な感じも受けるが、この辺
はアメリカの様な軍隊の規律以上に、人々の情が遵守される
日本に於いてはこの方法も有りなんだろうな。

要救助者を一番と見るのか、仲間を死なせず救出することが
最も遵守されるべきなのか。ドラマとしての面白い葛藤も描か
れ、一人エレベーターから出て行く大地の行動にはサプライズ
的要素も存在したし、その後どんな奇策で助けるのか興味深い
流れが存在した。ここで大地らを死なせることで現場の厳しさ
を訴える事も出来たんだけどね。日本のドラマじゃジャニーズ
殺すことはできねって所でしょうか。

北島大地 ……… 中丸雄一 (3班)
手塚 豊 ……… 増田貴久 (2班)
不動雅志 ……… 山本裕典 (1班)
井川省吾 ……… 石黒英雄 (3班)
小日向剛 ……… 大東俊介 (3班)
古賀敏也 ……… 浅利陽介 (3班)
岸龍太郎 ……… 加治将樹 (2班)
須崎 修 ……… 山田親太朗 (1班)
  ○  
前園あおい ……… 市川由衣 (救急隊隊員)
水野明日香 ……… 笛木優子 (救急隊隊員)
紺野奈緒 ……… 西原亜希 (司令センターの司令管制員)
李 鈴鈴 ……… 橋本真実 (料理店)

五十嵐八郎 ……… 田中要次 (SR)
加納伸介 ……… 照英 (SR)
佃 陽平 ……… 高橋 洋 (SR)
陳さん ……… 佐藤二朗 (料理店)
本間雄彦 ……… 矢島健一 (横浜市安全管理局 司令本部長)
  ○  
宮崎志郎 ……… 山本耕史 (レンジャー隊の隊員)
大八木誠司 ……… 山下真司 (教官)
真田隆正 ……… 夏八木 勲 (横浜市安全管理局局長)
芹沢 忍 ……… 石橋 凌 (横浜市安全管理局 警防課 管理官)
葛城康介 ……… 要 潤 (SR)
徳永克己 ……… 石黒 賢 (SR)

伊藤正之、安藤亮司、結城さなえ、小谷つくる、河本邦弘
加藤優子、嘉数一星、朝日梨帆、ルウク、下山葵

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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