RESCUE 〜特別高度救助隊

脚本/山浦雅大、八津弘幸、渡辺哲
プロデューサー/加藤章一、佐藤敦司
演出/倉貫健二郎、松田礼人

http://www.tbs.co.jp/rescue2009/


第6話 横浜地下鉄パニック724名脱出不能!!ガス発生…絶体絶命


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新人は現場で使えない。足手まといになると葛城康介は新人
たちを現場で働かせる事を反対するが、リーダーの徳永は
命令だとして一切取り合おうとはしない。
そんな中本部でも本間本部長がSRの再度見直す必要性を訴え
始める。命を賭けて命を守るという考えに誤りが有るという。
15年前の様な事が有っては困ると管理官の芹沢に迫る。
そんな中ビル倒壊事故によって出動命令が有る。
葛城と組んだのは北島大地だったが、葛城は大地に何もする
なと指示。葛城が見つけた要救助者に対して自分もSRの一員
だから何か出来ることがあるとして助けようとするも、葛城
はクラッシュシンドロームの疑いがあるから医師団を待って
いたのに対し容易に救い出そうとした大地の行動にあきれ果て
再度徳永に新人の不必要さを訴える。
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ドラマとしては頑なに新人の起用を拒む葛城の真意に迫る内容
だった。

ドラマでは新人が何かミスを冒したらSRの存在の縮小を余儀
なくされるかも知れないという本部からのプレッシャーが、
スパイスの様な役目を果たしてドラマ全体に緊迫感を与えている。

今回は葛城の過去に迫る話で、問題は新人達の未熟さに有ると
いうよりも葛城自身が過去に起こった事故のせいで時間が止まり、
先に進んでいないことが挙げられる。

どうすると新人のことを認めてくれるのか。どうすると過去の
事故と向き合い前に進めるのか。

徳永がリーダーらしく大地に色々と助言してくれる。
互いの相手を認めることの意味。SRにとって認めるとは命を
預けることであるという。
アメリカの映画などではバディシステムの意味を訴えるものが
数多くあるが、ここでも二人で作業する事の意味が訴えられる。

ドラマの中では葛城が出来ない部分を上手く大地が補う事で
それを成立させようとする。地下鉄の駅を使った映像は思った
以上に迫力があったのだが、酸素ボンベをしたヘルメットが
破れるというのはかなり強引な展開。先に要救助者を助ける間
大地が彼を信じて置き去りにされる事で命を預けた事になる
訳だが、一連の展開を見るともう少し利口なやり方が有るだろう
という事で、とても"SR"に見えない所が有るのが残念。

しかもクラッシュシンドローム件、疑いもせずに動かそうと
するというのはSRでは考えられない事ではないかな。
葛城が指導してあげないからこんな事になるんだよね。

北島大地 ……… 中丸雄一 (3班)
手塚 豊 ……… 増田貴久 (2班)
不動雅志 ……… 山本裕典 (1班)
井川省吾 ……… 石黒英雄 (3班)
小日向剛 ……… 大東俊介 (3班)
古賀敏也 ……… 浅利陽介 (3班)
岸龍太郎 ……… 加治将樹 (2班)
須崎 修 ……… 山田親太朗 (1班)
  ○  
前園あおい ……… 市川由衣 (救急隊隊員)
水野明日香 ……… 笛木優子 (救急隊隊員)
紺野奈緒 ……… 西原亜希 (司令センターの司令管制員)
李 鈴鈴 ……… 橋本真実 (料理店)

五十嵐八郎 ……… 田中要次 (SR)
加納伸介 ……… 照英 (SR)
佃 陽平 ……… 高橋 洋 (SR)
陳さん ……… 佐藤二朗 (料理店)
本間雄彦 ……… 矢島健一 (横浜市安全管理局 司令本部長)
  ○  
宮崎志郎 ……… 山本耕史 (レンジャー隊の隊員)
大八木誠司 ……… 山下真司 (教官)
真田隆正 ……… 夏八木 勲 (横浜市安全管理局局長)
芹沢 忍 ……… 石橋 凌 (横浜市安全管理局 警防課 管理官)
葛城康介 ……… 要 潤 (SR)
徳永克己 ……… 石黒 賢 (SR)

杉浦太陽

江畑浩規、内田健介、平山祐介、杉崎真宏、澁谷武尊、河本邦弘

秋山実希、川渕良和、福井裕子、坂口進也、石井輝之、斗澤康秋
松本春姫、石井淳、山本直輝、成瀬智彦、石川裕司、澤口渉
永井博章、宮崎健実、長島暉実、升田尚宏

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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