RESCUE 〜特別高度救助隊

脚本/山浦雅大、八津弘幸、渡辺哲
プロデューサー/加藤章一、佐藤敦司
演出/倉貫健二郎、松田礼人

http://www.tbs.co.jp/rescue2009/


第8話 死を覚悟した男たち横浜を襲う最大の災害…最期の救出へ


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トンネルの崩落事故により救出に向かったSRたち。全ての救出
を終え点検するだけの状態だったが、そこで二次災害が発生し
五十嵐だけがトンネルの奥に取り残されてしまう。可燃性の
ガスが充満し、爆発危険度が上昇していく中、これ以上仲間を
死なすわけには行かないとする隊員達は、必死に救出活動を
行う。
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なんでこんなにドラマがつまらないのだろうか。
隊員達が必死になる程に視聴していて感情が冷めていく自分が
居る。
泥臭いドラマであることは分かるのだが、命を賭けて戦う男達
の渋さや格好良さが見えてこず、ドラマの中のキャラクターたち
の息づく世界観が伝わってこない。

五十嵐が亡くなるエピソードも有る意味予想の範囲内で、突然
彼らの生活感を描いたかと思えば、次の瞬間亡くなるという事
で殆どキャラクターが使い捨ての状態に陥っている。
古賀が亡くなったときの方が遥かに感情移入出来ている所を
見れば、やはり生前の五十嵐の描写が少なすぎるのか。

爆発危険度のメーターが本部で上昇していくわけだが、一体
どんなデータを元にして算出した数値何だか。現場に可燃性
ガスのセンサーでも取り付けていたのか?

トンネルの崩落事故だけど、このトンネルって掘削途中のトン
ネルだったのか?トンネルと言えば入口も有れば出口も有るって
事で反対側の入り口から助けに行くことは出来なかったのだろ
うか。

隊員達が一生懸命崩落している土を退けようとするも、ただ
シャベルを土に突き刺すだけで一切土をかき分ける様子もない。

本部の人間から不思議な疑問をSRに投げかける。
助ける命と助かる命の重さなんて量れるモノでもないだろうに、
実にナンセンスな対立点だ。
自分の命を捨ててまで人の命を救うのは可笑しいという。
自分の命を捨てることは、あくまで結果論であって、誰もが
死にたくはない筈である。

テーマを浮かび上がらせるためとはいえ、次々と隊員を殺して
いく無情なシナリオ。確かにこれだけの短期間で亡くなるような
組織ならば解体も有りか?

北島大地 ……… 中丸雄一 (3班)
手塚 豊 ……… 増田貴久 (2班)
不動雅志 ……… 山本裕典 (1班)
井川省吾 ……… 石黒英雄 (3班)
小日向剛 ……… 大東俊介 (3班)
古賀敏也 ……… 浅利陽介 (3班)
岸龍太郎 ……… 加治将樹 (2班)
須崎 修 ……… 山田親太朗 (1班)
  ○  
前園あおい ……… 市川由衣 (救急隊隊員)
水野明日香 ……… 笛木優子 (救急隊隊員)
紺野奈緒 ……… 西原亜希 (司令センターの司令管制員)
李 鈴鈴 ……… 橋本真実 (料理店)

五十嵐八郎 ……… 田中要次 (SR)
加納伸介 ……… 照英 (SR)
佃 陽平 ……… 高橋 洋 (SR)
陳さん ……… 佐藤二朗 (料理店)
本間雄彦 ……… 矢島健一 (横浜市安全管理局 司令本部長)
  ○  
宮崎志郎 ……… 山本耕史 (レンジャー隊の隊員)
大八木誠司 ……… 山下真司 (教官)
真田隆正 ……… 夏八木 勲 (横浜市安全管理局局長)
芹沢 忍 ……… 石橋 凌 (横浜市安全管理局 警防課 管理官)
葛城康介 ……… 要 潤 (SR)
徳永克己 ……… 石黒 賢 (SR)

海藤 ……… 葛山信吾

崎山凜、河本邦弘、古澤蓮、松川真也、杉浦大介、河井誠
横山めぐみ、近藤里沙、松嶋友貴奈、遠藤由実
望月太陽、毛利恋子

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