臨場

脚本/佐伯俊道(2)、坂田義和(1)、尾西兼一(3)、岩下悠子(4)
プロデューサー/佐藤涼一、目黒正之、横塚孝弘
監督/橋本一、猪原達三、伊藤寿浩

http://www.tv-asahi.co.jp/rinjo/


第4話 眼前の密室

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荒川の工務店で首を絞められ殺害される事件が起こる。
物取りの犯行かに思えたが、倉石の見立ては内部による犯行。
首を絞めたときについた爪の後が通常とは逆の三日月型を
していた為のもの。犯人はすぐに三倉将太だとして捕まる。

一方スクープを取るため花園愛は今日も荒川署刑事の大信田誠
邸を張り込む。事細かに事件まで記して大信田にやってくる
人々の流れをメモに記載する。途中で東都新聞記者である皆川
明が来たりする。そんな中、主人の大信田誠が帰宅すると
花園愛は話しを聞くために接触。そして帰ろうとしたとき、
部屋の中に入った大信田誠の様子がおかしいことに気がつき
近づくと、なんと妻の加奈子が絞殺されて亡くなっていた。
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今回は警察官の妻殺しという事で、身内を殺された刑事達が
躍起になる話だった。

ドラマとしては決して悪くはない話なのだが、このドラマも
かつての月9ドラマ「ヴォイス」と同じように検死官としての
職務から逸脱している感じはする。
亡くなった人の遺体を調べたりするのが仕事だろうに、意外と
遺体の見立ては簡単に済ませて、刑事的な捜査の方に比重を
置いた内容だ。

倉石の17年前の事件を描いたことは、彼にこの件に固執する
理由を描くために挿入したのだろうか。

簡易的な密室の事件を作り上げるのは面白いアイディアだが、
記者があんな所で張り込みする事なんて本当に有るのかどうか
疑問だ。

犯行立証への有力なアイテムとなった花園愛のメモ。
髪の毛についたカーラに着眼点を持つところも面白い部分
だと思う。ただ赤塚渉が家に侵入した経路とか、殺害に対する
恨みとかその辺の動機はかなり弱い気がする。

しかしメインクレジットされている人物をここで捕まえても
大丈夫なのか?

倉石義男 …… 内野聖陽 (45・鑑識課・検死官)
小坂留美 …… 松下由樹 (38・鑑識課・検死補助官)
立原真澄 …… 高嶋政伸 (45・捜査一課・管理官)
一ノ瀬和之 …… 渡辺大 (32・鑑識課・検死官心得)
小松崎周一 …… 伊武雅刀 (60・刑事部・刑事部長)
坂東治久 …… 隆大介 (52・捜査一課)

花園愛 …… 金子さやか (26・警視庁詰め記者)
赤塚渉 …… 橋爪淳 (47・警視庁詰めキャップ)
西田守 …… 小林勝也 (60・法医学教室教授)
矢野間文 …… 松金よね子 (58・クリーニング店)
江川康平 …… 辻谷嘉真 (31・捜査一課)
早坂真里子 …… 伊藤裕子 (38・雪絵の妹。バー「かくれんぼ」)
倉石雪絵 …… 京野ことみ (義男の妻・長女)

大信田誠 …… 石田圭祐 (荒川署刑事)
大信田加奈子 …… 原久美子
皆川明 …… 小田井涼平 (東都新聞記者)
三倉将太 …… 富島朋宏 (犯人)

金沢映子、駿河太郎、大和田悠太、富永凌平、宮城孔明
堀越富三郎、宮下誠

八巻博史、石原茂史、上川路啓志、櫻井麻樹、おのさなえ
津阪雄一

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