ザ・クイズショウ

脚本/及川拓郎
演出/南雲聖一、佐久間紀佳、狩山俊輔
プロデューサー/池田健司、森谷雄

http://www.ntv.co.jp/quizshow/


第2話 vsケータイ小説家!!カリスマが隠した秘密と涙


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番組「クイズショウ」は初回で視聴率32.0%を取る快挙。
編成局長もこの調子でまた頼むとしてプロデューサーの冴島に
信頼を寄せる中、ディレクターの本間は今度の回答者には
携帯小説作家のミカにしようと提案。冴島は本間にあまり調子
に乗らないよう釘を刺すが、この業界は結果が全てでしょと
告げる。
ミカの新作"恋のモールス信号"の発表会見の中、案内人が現れ
ミカに番組への招待状を手渡す。
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ドラマとしてはミカ本人がどんな嘘を付いているのかという事
が興味の対象だった。
前回は人を一人殺害していた事実を暴いたという意味で、
相当スケールの大きい内容だったが、今回はどちらかというと
ミカ本人の心の中、自尊心に訴えかける内容だった。

ドラマとしての一つのパターンが提示される。
クイズを解いていく中で、MCの神山が回答者を挑発的に扱い
一時的に番組から退出させる。そして本間が回答者にしか
伝わらない方法でコンタクトを取り、再び回答席に付かせる
という流れ。

問題の中でコンタクトの為の方法である"モールス信号"や
"モスキートーン"についての出題による前振りが有った点は
良くできていると思う。
そして今回ミカ本人が若者の代表という立場上、大人と若者
という世代による格差を面白くストーリーの中に組み込んだ
話だと思う。

神山が挑発する言葉は前回は相当失礼に感じたのだが、今回
は結構笑えた。ミカの小説に対してこれは日本語ですか?とか
なんでこんな作品が受け入れられているのか?とか。
耳は聞こえるのになんでモールス信号なんでしょうか?という
辺りのツッコミは最高だったな。
ダセー名前とか言う辺りはちょっとMCとして品がないけど、
携帯小説はレイプ、ドラッグ、不治の病を入れれば売れてし
まうという皮肉加減は伝わってくる内容だった。

ただこのパターンもあんまり使われるとドラマとしても食傷
してしまう。果たしてこれ以外のクイズのパターンを提示
出来るのかどうかだね。

神山悟 …… 櫻井翔 (番組MC)
本間俊雄 …… 横山裕 (ディレクタ)
高杉玲奈 …… 松浦亜弥 (新人AD)
冴島涼子 …… 真矢みき (プロデューサー)
案内人 …… 篠井英介
松坂源五郎 …… 泉谷しげる (証明技師)
米倉信三 …… 田中哲司 (スイッチャー)
竹内昇 …… 和田正人 (音効)
田所治 …… 榎木孝明 (編成局長)
新田美咲 …… 水沢エレナ
浦沢瞳 …… 森脇英理子 (TK)
佐伯幸三 …… 今井隆文
冴島美野里 …… 大橋のぞみ

川上大輔 …… 神保悟志 (事務所・天使のエンジェル社長)
ミカ …… 美波 (携帯小説作家)
高島美樹 …… 宮田早苗 (ミカの母)
高島沙世 …… 森康子 (ミカの祖母)

白石みき、松尾英太郎、和田成正、飯田隆裕

丹下一、足立龍弥、箱田暁史、三原珠紀、累央、今野ひろみ
シャーロックレイラ

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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