東京DOGS

脚本 …… 福田雄一
演出 …… 成田岳、石井祐介
プロデュース …… 鹿内植

http://wwwz.fujitv.co.jp/tokyo-dogs/index.html


第2話 親子を守る戦闘術

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デートクラブと組織が何らかの関係にあるという情報が伝わり
奏とマルオで捜索することになる。
奏は入り口を爆破し驚いている隙に乗り込もうと言うが、ここ
は日本だからとして鍵を使って単純に入れば良いという。現場
を押さえて部屋の中を捜査するが、組織を臭わす証拠は一切見
つからなかった。

松永由岐の居場所が分かってしまったことで引っ越しすること
にする。今度は奏やマルオも一緒に住むという。
会話の流れで由岐はドラえもんの事を何故か覚えていた。

そんな中、負け知らずの大物弁護士・小宮山義彦が自宅に帰宅
した際に何者かに銃で襲撃される。三発放たれた弾は幸い本人
には当たらなかったが、この事件を捜査することになる。
義彦には小学三年生の息子・宏輔が居るため、マルオは現場に
行き子供を保護するよう告げられる。
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今回は組織の消息を追いつつも、別の事件を捜査する話だった。

今回の事件が満更組織と接点がないわけではなかったけれど、
ほぼ独立した感じの内容だった。

相変わらず街中で拳銃をちらつかせる辺りの演出はしっくりと
来ないし、二人がバティとして息が合っている感じは一切見ら
れないけれど、前回の様な幼稚な臭いは少し払拭された感じは
する。

マルオの浮いたセリフ以上にアメリカ流の捜査法がそんなに
重要だとされる部分が少なく、逆に主人公や脚本家の自己満足
の息を超えていない所が、どうもからぶっている感じがする。
何故そんな彼を迎入れたのかは大友幸三だけが知るといった所。

ドラマでは仕事にかまけて息子の事をぞんざいに扱う父親に
息子の存在を知らしめるというものだったが、ドラマ自体は
父親が何故子供に向き合うようになったのかとか、今後も阿漕な
弁護士を続けていくのかどうか、その辺の描写は曖昧で、流れの
まま強引に型にはめたハッピーエンドを用意した感じはする。

少しずつ刑事役の面々はキャラクターを発揮し始めたかな。

秘書役で登場した中村ゆりさんが相変わらず可愛かった。


高倉奏 …… 小栗旬 (NY警察のエリート刑事)
工藤マルオ …… 水嶋ヒロ (25歳、警視庁・特殊捜査課)
堀川経一 …… 勝地涼 (23歳)
益子礼二 …… 東幹久 (40歳)
鈴江光男 …… 志賀廣太郎 (59歳)
西岡ゆり …… ともさかりえ (29歳)
舞島ミサ …… 大塚寧々 (38歳)
大友幸三 …… 三浦友和 (57歳)

高倉カリン …… 川口春奈 (17歳)
高倉京子 …… 田中好子 (53歳)
甲斐崎ヒロト …… 水上剣星 (27歳)
蒲田シゲオ …… 矢崎広 (22歳)
田中真紀 …… 臼田あさ美 (23歳)
中谷祥太 …… 吉村卓也 (17歳)
松永由岐 …… 吉高由里子 (謎の女)

小宮山義彦 …… 杉本哲太 (40歳、弁護士)
小宮山宏輔 …… 小林海人 (義彦の息子、小学3年生)
柴田雄三 …… 佐々木勝彦 (新京建設社長)

遠藤要、中村ゆり、堺沢隆史、山崎健太、石川裕一
大川藍、河村唯、西崎彩、佐藤椛、牧徹、日野出清、上原敦子
Justin Davies、米田拓也

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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