東京DOGS

脚本 …… 福田雄一
演出 …… 成田岳、石井祐介
プロデュース …… 鹿内植

http://wwwz.fujitv.co.jp/tokyo-dogs/index.html


第8話 思い出された約束

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由岐の記憶が亡くなったのは目の前で恋人・神野が殺害された
事だと判明する。逮捕する手間が省けたとするマルオだが、
奏はいまいち納得がいかない。

夜中、由岐は一人眠れず起きてくる。そこには奏が起きていた。
記憶を失うまでは私は神野の事を好きだったのかなという彼女。
今は少しでも戻りたいのか?と問うと、戻るのが恐いと告げる。
オレがお前を守ると告げる奏に安心した表情を見せる。

宝井組の件は完全にダミーを追っていたのか。バッジを持って
いたのは影武者なのかも知れない。もしかすると組織は骨抜き
ではないのかと言うが、そもそも本当に神野は死んでいるのか
と奏は問う。何処からも死んだという情報が入ってこないとい
う。

由岐の事をみんなで散歩がてらゆりの病院に連れて行く。
そんな中、鈴江から電話が鳴り、神野の居場所を知っていると
いう男が現れたという。奏はすぐに取調室に戻り、マルオと
堀川で由岐を送っていくことになる。
マルオは由岐が思い悩む姿を見て、元気づけると共に今度
族の襲名を行った高澄町の倉庫に行こうと由岐を誘う。そこで
見せたいものがあるという。しかしそんな中甲斐崎らがやって
来て突然発砲してくる。マルオは堀川に由岐を連れて逃げろ
という。マルオは一人で甲斐崎らの動きを抑えようとする。
由岐を連れて逃げた堀川も銃撃戦になり、由岐を一人で安全
な所に非難させようとする。由岐は一人で逃げるが甲斐崎に
見つかり倉庫に逃げ込む。奏に電話し汐入町の交差点で落ち合
おうとするが、奏より先に甲斐崎らによって連れ去られてしま
う。
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ドラマとしては現在の奏と由岐の気持ちが何処にあるのかを
改めて確かめるような話だった。

奏に思いを寄せる由岐にとって彼の気持ちが自分にあるのか
どうかで不安になるが、捜査に於いて彼のミスを誘うほどに
彼女の存在が大きくなっている事が描かれる。

しかしまぁ文章にしてみれば面白そうなのだが、展開は同じ
様な展開を延々と繰り返し。一難去った後には必ず気を緩める
様な砕けたコントが入り、視聴者の気を萎えさせるような
展開を繰り返す。

事情徴収に出されるのはトンカツではなく、カルボナーラ。
ピラティスをティラミスに間違えるママ。
ギャンギャン星人にアイスペロリンコ。

いつもドラマを見ているときにメモ帳を用意しておいて気になる
名詞を抜粋しておくのだが、見終わった後にそのメモ帳を見る
と、"カルボナーラ"、"ピラティス""ギャンギャン星人"と書
いてある自分のメモ帳を見て愕然とするものが有った。

相変わらず銃の使い処が適当というか、節操がないというか、
最後には由岐に銃口を突きつける->銃に直接銃弾を当てる
という曲芸シーンを二度も繰り返してしまうところに逆に
芸の無さを感じるところだった。

まぁ今回は神野が仲村トオルだと言うところでサプライズ感
が有った感じだね。

高倉奏 …… 小栗旬 (NY警察のエリート刑事)
工藤マルオ …… 水嶋ヒロ (25歳、警視庁・特殊捜査課)
堀川経一 …… 勝地涼 (23歳)
益子礼二 …… 東幹久 (40歳)
鈴江光男 …… 志賀廣太郎 (59歳)
西岡ゆり …… ともさかりえ (29歳)
舞島ミサ …… 大塚寧々 (38歳)
大友幸三 …… 三浦友和 (57歳)

高倉カリン …… 川口春奈 (17歳・奏の妹)
高倉京子 …… 田中好子 (53歳・奏の母)
甲斐崎ヒロト …… 水上剣星 (27歳・"吉村"という偽名を使う)
蒲田シゲオ …… 矢崎広 (22歳・マルオの後輩)
田中真紀 …… 臼田あさ美 (23歳・堀川の彼女)
中谷祥太 …… 吉村卓也 (17歳・カリンの彼)
松永由岐 …… 吉高由里子 (謎の女、記憶喪失)

奏の父親 …… 飯田基祐
茂山剛 …… 山崎樹範 (レストランの店長)
下山 …… 石川裕一 (甲斐崎の仲間)

池田鉄洋、工藤俊作、石川裕一、五刀剛、縄田雄哉
関谷知大、吉住勇紀

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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