トライアングル 脚本／水橋文美江 演出／三宅喜重、木内健人、白木啓一郎 http://ktv.jp/triangle/index.html

第10話 犯人は此処にいる

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亮二が帰国した均に会いに行き話をしようとしていたところ、
そこにサチが割り込むような形で入り込み、亮二の変わりに
撃たれてしまう。
一方長野県の八ヶ岳に向かう舜は、15年前の火災の件について
調べる。まずは地元警察・茅野東警察署にいき、当時の調査書
を見る。事件性は無いとのことで子供たちの花火が出火の原因
とされた事件だったが、放火の可能性が有ることが記載されて
いた。更には不動産やには、舜よりも早く信造も来ており、
不審者の目撃証言も聞くことになる。
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ドラマは亮二が過去の真実を暴こうとして藻掻くほどに人が
亡くなっていくという事で、彼自身に罪の意識を植え付ける
と共に、真実を明らかにしても今以上に、重たい荷物を背負う
様な気がするというサチが残した言葉が妙に合致する展開だっ
た。

犯人像に迫るという展開ではなかったが、信造の手に及ばない
程の警察の上層部が一部もみ消しを図っていると言うことで
必要以上に事件が複雑化している現状が描かれた。

相変わらず丁寧な事に今回は容疑者リストの中から、信造自身
を外したという事か。
これまでのスタンスと変わりなく、容疑者を減らすことで新た
な容疑者を浮かばせると言うことで、15年前の火災の事件に
新藤が関わっていたと思わせる証言が出てきたこと。

ドラマとして先の展開のヒントになりそうなことと言えば、
秋本が子供当時の記憶の一つを思い出したこと。あの時手提げ
袋を盗もうとした男は誰だったのか明らかにされないまま
次回に託された。この人物こそが犯人という事になるのか。

葛木トレーディングが急速に危機的状況から業績を回復させた
理由がどの辺にあるのか。
関わっていることは間違いなく、警察上層部と葛木均の関係。
更には郷田家と新藤の関係なんかも気になるところだね。

郷田 亮二（35）(江口洋介) 国際警察刑事
（小学生時代の亮二：広田亮平）
黒木 舜（32）(稲垣吾郎) 大田西署の刑事。
サチ（30）(広末涼子) 画家。
郷田 唯衣（26）(相武紗季) 亮二の妹で、看護士。
志摩野 鷹也（39）(堺雅人) 謎の男。
富岡 康志（35）(谷原章介) 出版社。亮二とは同級生
秋本 了（35）(佐々木蔵之介) 建設会社。亮二とは同級生
丸山 慶太（50）(小日向文世) 大田西署の警部補。
黒木 信造（59）(北大路欣也) 舜の父で、警視庁刑事部長。
葛城 均（57）(大杉漣) 佐智絵の父。
葛城 清子（56）(風吹ジュン) 佐智絵の母。
葛城 佐智絵 (志田友美)
堀米卓也 (マギー) 同級生。狂言強盗
吉澤綾子 (片岡サチ) 同級生。
木元真智子 (市川実和子) サチとは施設で出会った。
志摩野の秘書 (眞島秀和)
小巻寛一郎 (友田孝幸) 亮二を刺した前科のある男
新藤利道 (宅間伸) 顔にアザがある
宮部 (浅野和之) 元刑事

野村修一、花ヶ前浩一、本多晋、枚川吉範、前田莉緒
小酒井円葉、石坂彪流
加瀬尊朗、志賀守、深沢尚吾、福田智久、井丸かつひこ
小林邦広、朝日隆之、松村茂、金田麻美、小財真樹、榊奈津子

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)